推しと同じ事務所なんて聞いてない！【うらたぬき】 (ページ12)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:123,171 hit

声優11 ページ12

. Aside

え、え？しぬ、ってかしんでもいい

まさかの推しとLINE交換しちゃった

私死ぬのかな！？死んじゃう！？

LINEのアイコンとか引かれないかな！？大丈夫かな！？

どどどどどどうしよううう(？)

私全盛期の神になった気分なんだけど(

こんなことってホントにあるんだな…

推しと同じ仕事な上、同じ事務所……

そういえばなんで同じ事務所なのを把握していなかったんだ私！？

いや！それより！

私は聞いてしまった……

浦田さんが、うらたぬきさんなのか……。

まぁそれは確実に当たってるようで、私は無理言ってこの事務所に入ってきたリスナーだと思われたけど必死で弁解した

お仕事とはいえ、嬉しすぎる……サインくださいなんて言ったら絶対干される…やめとこう……

はぁ、近い……うらたさんが近い……

うらた「…大丈夫ですか？」

『ひ、ひゃい！？』

思わず変な声を出してしまった

咄嗟に口を抑えて更に顔が熱くなる

うらた「ぷっ…はははww」

『な……っ…！？』

私が噛んだことにウケたのかずっと笑ってる推し(うらたさん)

うらた「相羽さん、面白いですねw」

『な、なななな…っ…そんな…！！』

真っ赤になりながら否定をするがずっとひたすら笑ってる

そんなにウケたのか……

これは……Twitterには呟かない方がいいよね

『…いっ、いつまで……笑ってるんですか……うらたさん……』

うらた「えぇ…？だって、ほんとに面白くてw」

んんっ！？

「えぇ…？」ってなんですかその可愛い声！？

鼻血出そう()

私はどうにも出来なくて、その場で顔真っ赤で恥ずかしがって黙って俯く

うらた「はー…笑った〜、あ…もしかして……気悪くしました……？なら、謝ります…」

『い、いえ…！面白かったなら良かったです…！』

気を使って謝ろうとしてるうらたさんを必死で止めにかかる

『うらたさんがそうやって笑うの間近で見れるのも……嬉しいです、し……』

ぼそっと呟いてみた

うらた「え……」

『へ？』

うらた「…なんか照れますね……」

まさかの聞こえてました。

耳良すぎ……

いや私の声がでかかったのか、そうか()

『あ、そういえば…何かご用事でもあるんじゃないですか…？大丈夫ですかね……』

うらた「あ…忘れてた……わざわざありがとうございます、じゃあそろそろ行きますね！」

笑顔でそう言って部屋を出ようとするうらたさん

あぁ、寂しくなってきた

そう思った瞬間

ぐ〜

私のお腹が鳴った

うらた「…えww」