階級甲の隊士は、何故か霞柱に懐かれたらしい【鬼滅の刃】

10話 ページ13

『あ！そうだ！今度暇な時に、他の隊士に無一郎くんについて聞いてみたら？』

ついでに友達もできるかもしれないしね〜、と師範はニヤニヤしながら言った。

そう、俺の最大のコンプレックスは、友達がいないことだ。

他の隊士に聞いたところ、俺と師範の印象は、「クール」で「近寄りがたい」という感じらしい。

俺も師範も実際は超ハイテンションなのに。

今のところ、俺と師範の本来の性格を知っているのは、柱の皆様と、リリ、そしてルリ(師範のカスガイガラス)だけだ。

「友達ができないのは、師範も同じでしょ？」

『私は柱の人たちと仲が良いから、良いの！』

確かに師範は女性の柱方とは甘味処に行くし、21歳組(水柱・風柱・蛇柱)とよくつるんでる。

「確かにそうですね。」

と俺は言って、また、くだらない話をして盛り上がっていた。

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