文スト大好きな私が文ストの世界にトリップした話

それでは前職当てゲーム〜？いってっみよ〜！！！ ページ23

さてさて、前回の内容を皆さん覚えておいでだろうか。


そう、文ストファンなら当てて当然、そしてトリップした私にとっては中也さん並みの料理を作れと言われた時ほどお断りしたいゲーム。


その名も、【前職当てゲーム】
何故お断りしたいか、それは私がノーミスで答えると絶対に不審に思われる。きっと乱歩さんはもう私が何者であるかとっくのとうに知っている。


でも太宰さんは、今私を怪しんでいるだろう真っ最中。流石に太宰さんの前職を当てようだなんて命知らずな事出来るわけがない。



なのでここは、勿論上手い感じに乗り過ごそうと思う。頑張れ私。



「じゃあAさん、太宰さんも帰ってきたところですし、うずまきに行って前職当てゲーム、しよっか」

あぁ、敦くんの天使の笑顔が、今は処刑人の微笑みに見える。


〜そしてinうずまき〜

「前職当てゲームかぁ、あの時の敦くん凄い気迫だったよね」
「えぇ、あの出鱈目な回答……まぁ賞金を思えば仕方ないと思いましたけど…」
谷崎兄妹が苦笑いしてる…そんなにヤバかったんだ、敦くん。

「探偵社恒例、前職当てゲーム！さぁ、Aちゃんは私の前職を当てられるかな…？」
くっ、例え入水してきても麗しいです太宰さん！色気！


「谷崎さんとナオミちゃんは、学生さんですよね？」
「当たり！／ですわ」
「どうしてそうお思いになったんですの？」
「ナオミちゃんはセーラー服だし、谷崎さんも兄妹なら年は近いだろうな、と」

ここまでは本編の敦くんと同じ、というかこの二人は誰でも当てられるんじゃないかな。

「国木田くんは？」
「国木田さんは…ポリスメン？」
咄嗟に思いついたのは警察。なんかさ、いそうじゃない？国木田さんみたいな警察、正義感強いし…。

「だぁれがポリスメンだ、せめて警察といえ警察と、それに俺の前職は警察じゃない。」
えぇ知っています。教師ですよね、知ってます。


「国木田くんはねぇ？数学の教師だよ」
「うわお、ピッタリ。『お前が間違えるなんて俺の手帖には書いてない！』とか言ってそうですね…」


「ふんっ、昔のことなど思い出したくもない。」
「Aさん流石ですね、国木田さん本当にそんなこと言ってそうです。」
思わず敦くんまでも苦笑いか。(既に谷崎兄妹は苦笑い)


「敦くんは…いや、敦くんも学生さん？」
ちょっととぼけてみる。
「ハハッ、僕は孤児院育ちなので学生なんて…」

「あ、御免なさい」
「いえ、気にしないで下さい」

心抉られる。

続きです。前職当てゲームぅ！！→←好きな物は兎と豆腐のあの人です。

ラッキーカラー

あずきいろ

今日のうずまきおススメメニュー

茶漬け

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す