文スト大好きな私が文ストの世界にトリップした話

好きな物は兎と豆腐のあの人です。 ページ22

やっと、私が太宰さんと別れ、(入水しに行くらしい)仕事に戻ると、


「あ、Aさん！丁度良かった！さっきいなかったんですけど、まだ紹介してなかった人がいるんです。」

「ん？誰かな？」
もしかしてだけど〜♪もしかしてだけど〜♪





「…私の名前は泉鏡花……好きな物は兎と橘堂の豆腐……嫌いな物は犬と雷。六ヶ月で三十五人殺 した…」


おおおー！！！泉鏡花ちゃんだぁ！！えっ、何この子、めっさ可愛い、顔ちっさ！髪凄い綺麗。



「泉鏡花ちゃんっていうんだ！私は中原A、好きな物は甘味かな？嫌いな物は、ん〜、なんだろ、今はないかな…」

「中原？……ポートマフィアで聞いた…」
「あ、違う違う、そっちの中原さんとは全く関係ないよ。私は探偵社の人間だからね、泉さんと同じ」



「……鏡花…」
「え？」
「私の名前……下の名前で呼んで欲しい…」

えっ、何この子可愛すぎ、私どうしよう、こういう子を女子っていうなら私女子じゃなくなる。

「鏡花ちゃん？」

「うん…私も、Aさんって、呼んで良い？…」
首をこくっと傾げてそう聞く鏡花ちゃんを見て、ダメっていう人いないよね。



「勿論！……あれ？鏡花ちゃん立場的には私の先輩だよね…」
「……そのままで、良い…」
よっしゃ！お許しが出たぜ！



「というかAさん、僕の事もタメ口ですよね…」
「それは言わない約束じゃないか、敦くん。」


それ言っちゃったら太宰さんだって先輩の立場であるはずの国木田さんにがんがんタメ口だしちょっかい出してるから、私より太宰さんの方が、ね！




「あ、そういえば」
「ん？敦くんどした？」

「Aさんしてませんよね、毎回恒例のアレ」

あっ、(察し)
「あぁ、そういえばしてないな」
ちょ、国木田さん乗らないで！

「そうだね、敦くんの時もやったし」
谷崎さんまでっ！てかナオミちゃん何してるの？！そして谷崎さんも微妙に反応しないで！

よし、なんとなくわかってるけど聞こう。
「恒例のアレってなんですか？」


「「前職当てゲーム」」
ｏｈジーザス、当たっちまったぜ☆

「じゃあ太宰さんが戻ってきてからやろうか……って、ナオミ！何してるの？！ちょ、ここ会社！！」
「もう、お兄様ったら、声出したら、お仕置き、で、す、わ、よ♡」
あ、なんかもうお腹いっぱいだ。

「そ、そうですね」
谷崎さんの方を極力見ないようにしてる敦くん。


次は前職当てゲームだそうです。
…ワザと外さないと不味いよね、きっと…

．

それでは前職当てゲーム〜？いってっみよ〜！！！→←ヤバイかもしれない

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