胡散臭い女復讐執行人の話。3［完］【ツイステ】 (ページ37)

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壊れてしまった日ページ37

No side

コンコン

ファ「ヴィオラ。俺だ、ファール。」

『....なんのようだい？』

ファ「もう出てきてくれないか？」

『まだ無理だ。もう少し待っていてくれ。』

ファ「ヴィオラ、なんか隠してるだろ。」

『......なんのことか分からないな？』

ファ「危ないことはやめろ。」

『危ないこと？.....ふはは！そもそも君が隠し事をしていたのに？バカなことを言わないでおくれ！』

ファ「どう言う事だ？」

『君は私の親が死んだこと、知っていたよね？今知らせが届いたと言う事は君がいた日に死んだと言う事を知っていたはずだ。なのに私に言わなかった。それは何故だ？』

ファ「......」

『.....ファール。君は私の策に気づいていたのだろう？』

ファ「知らない。」

『いや、気づいていたさ。ほんと、君もお人好し過ぎるよ。......でもね。私は壊しに行くんだ。ネバーランドを。』

ポタ....ポタポタポタポタ！！

『みんな滅べばいい。私は私の世界を発見し、目指すから。』

バン！

ファ「いない.....報告しなきゃ！」

リ「どういうことだい！？ヴィオラは僕を騙していたのか！！」

ファ「違う！！あいつはそんな事しない！！」

ヴィ「レオナがいっていた通り、その部屋に何かありそうね。」

ファ「せめてヴィオラに会う事が出来たら....！」

ジャ「.....多分会えると思う。」

ア「その部屋に何か大事なものがあるとしたらそれを取りに来るはずです。」

カ「その時に捕獲！か！」

イ「でも正直拙者達だけでヴィオラ氏を捕まえるなんて無理では？」

リ「トレイ達にも力を貸してもらう。」

ア「ならば全寮、助っ人を呼びましょう。これは一大事ですから。それにヴィオラさんに貸しをつくったままですし。」

レ「はぁ....まぁ俺も作ったままは嫌だからな。」

ヴィ「分かったわ。」

カ「ジャミル！」

ジャ「俺も貸しがある。」

イ「仕方ないですな。ヴィオラ氏には散々助けられたし。」