【フェアリーテイル】かの時の竜は、氷と共に時を刻む

取り返せなかった。 ページ17

グレイ「ゼレフ書の悪魔だと？お前・・・ゼレフなのか？」
ゼレフ「そうだよ・・・じゃあ、僕らはこれで失礼するよ」
そう言うとゼレフは、トキアを乗せて船で何処かに行ったんだ。
グレイ「クソッ！どういう事だよ・・・トキア」
俺は悔しさを感じながらキャンプに戻った。
ーキャンプにてー
ー視点無しー
グレイがキャンプに戻ると皆が揃ってた。
リサーナ「あ！グレイ！トキアちゃんは？」
グレイ「・・・連れていかれた」
ナツ「どういう事だ！？」
グレイ「ゼレフが居たんだ。トキアはゼレフ書の悪魔で、もう俺らと居れないからと言って連れていったんだ。もう何処かに行っちまった」
ルーシィ「そんな・・・」
レビィ「でも、ゼレフって400年前に居た黒魔導士の名前じゃ・・・」
グレイ「結構若い奴だったから、多分不老不死なんだろうな」
ナツ「お前・・・仲間が連れてかれて悲しく無いのかよ！」
リサーナ「ちょっとナツ！」
グレイ「悔しいさ・・・だがな、悲しんでても何も変わらないだろ」
グレイがそう言うと周りは静かになった。そして、数時間後、『悪魔の心臓(グリモアハート)』が攻めてきて、更にアクロノギアも襲来し、グレイ達は天狼島と共に消滅し、それから七年の時が過ぎた。

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