天狼島とゼレフと真実 ページ15
数日後、ナツ達はS級昇格試験で天狼島に来た。
ー天狼島の森にてー
ー視点無しー
トキア「この島は自然が豊かですね〜・・・ん?」
天狼島を見張り役として歩いてたトキアが前を見ると、枯れた草木の所に黒髪の青年が居た。
トキア「あの、其処の人、此処はギルドの人以外は来てはダメですよ」
?「・・・!君は・・・トキアなのかい?」
トキア「何で私の名前を知ってるのですか?」
ゼレフ「僕はゼレフ・・・君は僕の作ったゼレフ書の悪魔だ」
トキア「嘘だ!私は人間でウルティア姉さんの妹です!」
ゼレフ「彼女に君がそう思うように君の記憶を操作してもらったんだよ。だから本当の君の仲間は僕なんだ」
トキア「そん・・・な」
ゼレフ「僕が此処に来た理由は、君を迎えに来たんだよ。此処は危険だ、もうすぐ闇ギルドが攻めて来るから、僕と一緒に逃げよう」
トキア「嫌です!グレイ達を見捨てれません!」
ゼレフ「このまま残ったら君は彼らを殺してしまうだろう」
トキア「そんなの・・・信じません!」
ゼレフ「じゃあ・・・これを見てごらん」
そう言ってゼレフがトキアに見せたのは、枯れ果てた天狼島に倒れてるグレイ達と、血だらけのトキアだった。
トキア「あ・・・ああ・・・」
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作者名:クルア・ユークリフ | 作成日時:2021年7月4日 19時