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目を開ける。
私は今ベッドの上。
…此処は何処?
必要以上の物は置いていないシンプルな部屋。
カーテンがあいている。
太陽は正面にあるから昼かな?
ちょっとまって。
さっきまで暗いトンネルに居たんだよね?
誰かが助けてくれたとか?
いや、もしかして誘拐!?
どうしよう…そんな事したらまた……お母さんやお父さん達に……
だったらこのまま…いっそのこと捕まったままでーーーーー
「団長さーん!!此処に居るんですかぁー?」
陽気な声が聞こえる。
悪い人…じゃないよね…?
でも、怖い。
毛布にくるまって隠れる。
「あれ?居ないのかな?……買い物かなぁ……」
「モモちゃん…キドはカノと買い物行ったよ?」
「えぇー!!うぅ…カノさんめぇ……ズルい……!!」
モモと呼ばれた人は何やら悔しそうに呟く。
モモと呼んだ、声からするに大人しそうな女の人はモモさんに“キド”って人の事を話す。
キド…か。
私の名字も“木戸”なんだよね。
この人達何処か行ってくれないかな…
暑いよぉ……
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義経☆ - ふわぁ!イケニートさんすごいです! とっても文才あります! ロリキド可愛いですよね! (2016年7月18日 0時) (レス) id: 676846c79d (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - やだカノさんへんたーいwwww (2015年8月19日 5時) (レス) id: faeb6f9a62 (このIDを非表示/違反報告)
ミト - 面白かった。他にもこういう感じの小説とかつくったりしないの? (2015年1月2日 15時) (レス) id: 374fe60ffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イケニート | 作成日時:2014年6月1日 17時