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十三話 ページ14

私だけじゃなくあんずも退学、か。



生徒会室を出ると、みかちゃんがかけよって来た。


みか「大丈夫なん?俺、Aちゃんがきらりちゃんをカッターで刺したって聞いたから……ほんとなん?」



「いや、私がカッターキャーされた!」



みか「それはそれで大変ちゃう!?なんでそんな元気なん!?」



みかちゃんがツッコむ。


「あんずの居場所取り戻すのに、私がめげちゃ駄目だからね!」



みか「Aちゃんはほんまかっこええなぁ……笑い方残念やけど。」


「何で今それ出すの!?」


みか「ふふっ。ごめんなぁ。」



みかちゃんが笑い、私も笑い出す。なんか幸せだなぁ。






その頃……

「ふぅん……転校生、面白そうじゃん……♪」

と誰かが呟いていたという。







放課後


「ほんと心配かけました!」


私は今宗先輩とみかちゃんに土下座をしている。放課後髪を見せるか考えるために宗先輩のところへ行った。

もしかしたら私がきらりを刺したと聞いて嫌いになられたかもしれない。大勢の前でみんなのこと軽蔑するとか言っちゃったし。



でもそんな心配はいらなかったらしい。


みか「俺は全然怒ってへんよー?」


宗「影片の言う通りなのだよ。もう顔をあげたまえ。それより、これを来てくれないかね?」


「……なんですかこれ。ゴスロリみたいっすね。」


宗「まぁそんな感じだね。とにかく来たまえ。」


「さきに見せたいものがあるんですけど、一瞬いいですか?」


宗「なんだね?Aの頼みなら聞いてやらんこともないがね?」


思い切って切り出した私に宗先輩は眉をひそめた。


「そんなたいしたことでは無いんですけど……」


と言ってウィッグを取った。


宗「なっ………………」


やっぱ気味悪がられるかな……


宗「なぜ君はいままでそれを隠してたんだい?とても綺麗なのだよ!白髪は君によく似合っているね!」


みか「俺もそう思うで!Aちゃんが余計綺麗になったなぁ」


「……へへ、なんか拍子抜けしちゃった。」


そう言って笑うと、宗先輩が髪を結んでくれた。そして結局ゴスロリらしきものを着た。


宗「似合っているのだよ、やはり僕の目に狂いはないね。」


そう言って宗先輩は微笑む。


みか「Aちゃん綺麗やなぁ。でもなんで今まで隠してきたん?」


「昔、白い髪のことで気味悪がられたんだ。だから、隠してる。でもみかちゃん達になら見せていいかなって。渉先輩にも、いつか見せようかなとは思ってる。」

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(プロフ) - レオぴが尊いさん» ありがとうございます!返信遅れてすみません!アンケート作ったので、そちらもよろしくお願いします! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - kimaさん» すみません!間違えてたの何話か教えてもらえますか? (2020年1月8日 15時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
kima(プロフ) - 零さんの一人称は我輩です (2020年1月8日 2時) (レス) id: 63736b3e41 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴが尊い - きらりは退学にして、落ちは凛月です これからも頑張ってください (2020年1月7日 10時) (レス) id: 5067e0396d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます!参考にさせていただきます! (2020年1月5日 16時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月20日 21時

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