学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

161話● ページ15

貴方side



もも「そんな事でいいの…??」

『うん！私、転入してから女子の友達が出来なかったからちょうど欲しいの！』

りり「それでいいのなら…よろしくねAちゃん」




『うん、よろしくね！』


―――――――――――――――――――――
＿放課後＿


転入してからどれくらい経ったのだろう
やっと、やっと女子の友達が出来た

やばい、めっちゃ嬉しい



さとみ「なんであいつニヤニヤしてんのきも」

莉犬「ももちゃんとりりちゃんと友達になったらしいよ。女子の友達が出来たーって」

ななもり「なるほど。よかったねA」



放課後はタピオカ？スタバもいいかも()
昼ごはんもこいつらと食べなくて済むし、視線を凌げる



ころん「おいブス!!」

『わっ』



耳元で叫ばないでくれ鼓膜が破れるだろうよ



ころん「友達出来てワクワクしてんのかお前は」

『ええそうですよ。やっとお昼も帰りも放課後も先輩達と一緒にいるのを卒業できると考えると楽しみですよ^^』

「「「「「「えっ」」」」」」




ｶﾞﾗﾗﾗ…

おっと誰か来たみたいだ




優希「Aさんいますかー？」

『優希くーんー!!』



抱きつこうとする私をスルッと避けた
さすが優希くん可愛いわ…！←



優希「抱きつくのはやめようね…」

『うん！どうしたの？』

優希「ももちゃん達がメイド服届いたから試着して欲しいって」

―――――――――――――――





『やーだー!!メイド服なんてやだー!!』

もも「どうせ着るんだからいいでしょー！ほら、早く着る！」

『やだやだやだ！メイド服なんて穢れたもの私には似合わないー!!』

りり「もうメイドやるって決まったんだからほら早く着る！」



強引に私にメイド服を着させようとする2人
顔が…怖いです(；；)



もも「Aちゃんがメイド服着たら全校男子はくびったけだよ!!」

『私男子の為にメイド服着るわけじゃないんだけど…』

りり「いいじゃないメイド服着る機会なんて滅多にないよ」

『着ようと思ったことないもん…』









もも「あと5分以内に着ないと、莉犬くん達呼ぶよ」

『着ます』

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