14話 ページ19
空は青から赤に染まり､そして黒くなる
｢…｣
夜は暗くて怖いから嫌いだ
皆の事を忘れられるんだったらどんなに楽だろう
でも絶対忘れたくない
ずっと覚えていたい
だけどその事が俺を苦しめる
「ッ…クソッ…!」
俺は今アザミに支えられている
実際この世界で独りだったら今俺は存在していないと思う
一緒にいてくれて凄く温かくてほっとする
でも外に出ると…自分にやさしくしてくれる人を見ると…
｢あいつらを…思い出してしまう…!｣
そう呟き頭まで布団をかぶった
NOside
ｱｻﾞ｢…寝たか｣
アザミはキドの部屋のドアの前にいた
ｱｻﾞ｢私は支える事しか出来ない…だから…がんばるんだ｣
そのささやきは暗い夜に消えていった
NOside終了
｢は…?｣
いつの間にかオレは知らない空間にいた
｢…どこだよ… ここ…｣
確か俺は家に帰って､風呂に入って､ご飯食べて…自己嫌悪して寝た…はず←
｢あぁー!!もう､なんなんだよ!!｣
あれか?寝たはずだから夢か?
夢なら早く覚めろー…明日も遅刻だな
そう考えながら辺りを見回す
すると…
｢は…?｣
ありえないものが…
｢な…なんで…｣
そこにあった…
｢なんでカゲロウデイズがここにあるんだ!?｣
俺の目の前にはカゲロウデイズが大きく広がっていた
仲間と出会えたきっかけだが､仲間を苦しめるきっかけとなったものでもある
｢…!大丈夫…大丈夫だ…!｣
俺の足が震える
恐怖…その言葉が俺の中で渦巻いている
あのときカゲロウデイズに立ち向かえたのは仲間がいたから
今は…
｢ひと…り…?｣
アザミもいない
ただただ真っ暗な空間に俺とカゲロウデイズが存在する
急に足だけじゃなく体全体が震えだす
誰もいない暗い空間に独り
｢いや…だ｣
涙がぽろぽろ零れ落ちこその場にしゃがみこむ
｢こんな夢なら…早く覚めてくれ!!｣
嘆くその叫びは響いていく
?｢団長､さん…?｣
｢え…?｣
この声…
｢エ…ネ…?｣
涙で視界が少しぼやけているがそこにはあの電脳少女…エネがいた
するとみるみるエネの顔には涙があふれ…
ｴﾈ｢団長さん!!」
と俺に抱きついてきた
ｴﾈ｢団長さん!団長さん､団長さん!!｣
｢本当に…エネなのか…?｣
ｴﾈ｢そうですよ!たくさんご主人にいやがらせしてたじゃないですか!!｣
よし､確かにエネだ
…俺の前にはあのエネがいる
二度と会うことが出来ないと思っていたのに…
抱きついているエネを俺も小さくなった手でぎゅっとにぎった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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メカおそ - 続きお願いしやあぁぁぁぁぁぁっす！！！！！！ (2017年11月29日 19時) (
レス) id: 107366d4e4 (このIDを非表示/違反報告)
イフリート - 更新頑張って下さい！期待してますから！！ (2017年1月5日 21時) (レス) id: ba6ff10790 (このIDを非表示/違反報告)
櫻 - 有難う御座います！ (2016年9月27日 16時) (レス) id: 1bd111dbd1 (このIDを非表示/違反報告)
RERUNA(プロフ) - 櫻さん» ありがとうございます!白君をどうするかはアンケート取ってるんですが､再不斬は原作通りです｡ごめんなさいm(_ _)m (2016年9月25日 20時) (レス) id: 226f852eb3 (このIDを非表示/違反報告)
櫻 - 続き楽しみにしてます！白、再不斬生存ルートリクエストします！ 頑張って下さい！気長に待ってます！ (2016年9月25日 17時) (レス) id: 1bd111dbd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レルナ | 作成日時：2015年6月7日 16時
