殺人。

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『「人を殺しちゃいけません！」

そんなことを囀(さえず)り続ける鸚鵡(おうむ)を知りませんか？私はそんな奴が大嫌いです！そんな奴こそ、滅多刺しにして殺してやりましょう！蜂の巣にして＿＿』

私は、いつぞやに書いた作文を掌で潰した。

この時の私は命の価値を知らなかった。

命は、尊くて、脆くて＿＿価値の無いガラクタ。殺す価値もない、生かす価値もない。人ひとりの命が地球より思いなら、今頃地球はいくつ滅びていることだろう。

そんなことを思い出しながら、私は扉を開けた。

「こいつが転校生の＿＿」
「清川(名前)です！」

最低限でいい。

だってこの1-Aの奴らを、いつか全員私の手で殺すから。

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命の価値は不平等。

レンです。

同時進行→聞かせたくなかった。【太宰治】執筆状態：連載中