第13話 図書室にて… ページ14
「…なんで……って」
人に言った事なんてない。
言おうと思ったこともない。
まさか この目の前にいる奴に言おうなんて
思う訳もなく。
この時私は本当に焦っていた。
言おうもんなら、自分が弱い奴だと認めてしまう事になるから。
やっぱり、私は1人では生きていけなくて 誰かに助けてもらわなければ生きていけないのか。
あぁ、自信なくす。
「…あんたは、悪くない。」
聞こえたかなってくらい小さい声で一言。
返事に困っているのか。
しばらく沈黙が続く。
でもこれは本当なの。
ルフレは何もしてない。悪くない。
逆に気遣ってくれた。
しかし、私にとってそれはーーー…。
「…ーーー。」
「え…?」
ルフレが聞き返すが 反応せずに
出口へ向かう。
もう目当ての本は見つけた。
時間の無駄よ。
流れるように廊下に出る。
自身の部屋へと向かう私の足音は
静かだった廊下に響き、どこか虚しく感じた。
『…ーーーーあなたには分からないわよ。』
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久しぶりの更新(・_・
夢主ちゃんの過去についてはそろそろ…。
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レトロノーム - ああありがとうございます遅くなりました (2018年11月24日 22時) (レス) id: 1034171ba3 (このIDを非表示/違反報告)
まみむむも - めっっっっっちゃおもしろい 早く続きがみたい (2017年1月25日 16時) (レス) id: 72e344e020 (このIDを非表示/違反報告)
レトロノーム - そうですか!?すごく嬉しいっ(泣)ありがとうございます! (2015年7月25日 5時) (レス) id: 06f60f49af (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - とても面白いです!パルテナもよんでます!更新頑張って! (2015年7月23日 13時) (レス) id: de10ffa78e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レトロノーム | 作成日時:2015年6月28日 22時