検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:11,044 hit

第13話 図書室にて… ページ14

「…なんで……って」


人に言った事なんてない。
言おうと思ったこともない。


まさか この目の前にいる奴に言おうなんて
思う訳もなく。



この時私は本当に焦っていた。
言おうもんなら、自分が弱い奴だと認めてしまう事になるから。

やっぱり、私は1人では生きていけなくて 誰かに助けてもらわなければ生きていけないのか。



あぁ、自信なくす。




「…あんたは、悪くない。」


聞こえたかなってくらい小さい声で一言。

返事に困っているのか。
しばらく沈黙が続く。



でもこれは本当なの。
ルフレは何もしてない。悪くない。


逆に気遣ってくれた。







しかし、私にとってそれはーーー…。




「…ーーー。」


「え…?」





ルフレが聞き返すが 反応せずに
出口へ向かう。

もう目当ての本は見つけた。
時間の無駄よ。



流れるように廊下に出る。

自身の部屋へと向かう私の足音は
静かだった廊下に響き、どこか虚しく感じた。









『…ーーーーあなたには分からないわよ。』

ーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの更新(・_・


夢主ちゃんの過去についてはそろそろ…。

第14話→←第12話図書室にて


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , ルフレ♂ , スマブラ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レトロノーム - ああありがとうございます遅くなりました (2018年11月24日 22時) (レス) id: 1034171ba3 (このIDを非表示/違反報告)
まみむむも - めっっっっっちゃおもしろい 早く続きがみたい (2017年1月25日 16時) (レス) id: 72e344e020 (このIDを非表示/違反報告)
レトロノーム - そうですか!?すごく嬉しいっ(泣)ありがとうございます! (2015年7月25日 5時) (レス) id: 06f60f49af (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - とても面白いです!パルテナもよんでます!更新頑張って! (2015年7月23日 13時) (レス) id: de10ffa78e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レトロノーム | 作成日時:2015年6月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。