第10話 最悪の目覚め ページ11
貴方視点
「……。」
うっすらと目を開ける。何度か瞬きをしていると一気に意識が覚醒した。
そうだ、私ここで…
「あぁぁっ!」
「あ、おきt…」
前の事を思い出し、慌てて飛び起きると
ガンッ!
「った!!」
頭にものすごい衝撃と誰かのうめき声が。
頭を抑え涙目になりながら見ると同じ様に頭を抑えている…ルフレが。
「〜〜っ」
「…ルフレ……」
「あ…シュミル。調子は…
「どうもこうもないわよ。というか、貴方のせいで最悪の目覚めよ…。…あっ。貴方!騙したの!?どうしてあんなことしたのよ!?」
するとどこからかドクターの声が。
「まぁまぁ、ルフレは君の体調が悪いって分かっててやったことなんだよ。」
「…ご、ごめん。シュミル調子悪そうだったし…夜中寝ないで特訓してたのも知ってたからさ。」
「…なんで貴方が知ってるのよ。」
「まーシュミル。君はまだ病み上がりだからおとなしくしとけ。」
「病み上がりってどういう事。」
「寝不足で熱があったぞ。昨日なんて一日中寝たきりたっだからな。」
一日中…?寝たきり…?
「え、ちょっとじゃぁ昨日乱闘どうしたのよ。」
「ぜ、全部キャンセルしといたよ。あんな状態じゃ乱闘なんて無理…
「はぁ!?」
え、えっ?」
「ど、どうしたシュミル。」
「そもそも貴方が私を連れて来なければ…」
奥歯をギリッと鳴らし、ルフレを睨む。
「ご、ごめん。でも君あのままじゃもっと具合悪く…」
「そんな事どうだっていいのよ。この石頭」
彼の頭を軽くはたいて、ドクターから薬を受け取った。
「とりあえず今日は安静にな。熱は下がったが、無理はしないように。」
適当に頷いて、私は保険室から出ていった。
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レトロノーム - ああありがとうございます遅くなりました (2018年11月24日 22時) (レス) id: 1034171ba3 (このIDを非表示/違反報告)
まみむむも - めっっっっっちゃおもしろい 早く続きがみたい (2017年1月25日 16時) (レス) id: 72e344e020 (このIDを非表示/違反報告)
レトロノーム - そうですか!?すごく嬉しいっ(泣)ありがとうございます! (2015年7月25日 5時) (レス) id: 06f60f49af (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - とても面白いです!パルテナもよんでます!更新頑張って! (2015年7月23日 13時) (レス) id: de10ffa78e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レトロノーム | 作成日時:2015年6月28日 22時