【ルフレ】潤いを。

第1話 新ファイター ページ2

「ここか…な…？」
僕は大きな館の前に立っていた。

先日、僕宛に手紙が届きなんかスマブラとやらの新ファイターになった…とか書いてあって…


手紙だと、ここがスマブラ館だって書いてあるけど…
人がいない…。うん。

向こうが招待してきたんだから、人くらい立たせておけとも思うが。

…入ってみよ。

コンコン…


「…？」


「…ぁ！ーーたよ！」

扉の向こうで何か聞こえた。子供っぽいけど…

ガチャ

「お！初めまして。新人さんだね、入って！(ッチェ女の子じゃないや。まぁいいや)」

「あ、はい」


出てきたのは、青い髪の人。なんか…英雄王？
いや、いろんな世界からくるとは言っていたけどさすがに…

入ってみると…

ん！？

「ルキナ！？」

「あ、ルフレさん！？」


「君も参戦したのかい？」

「はい！良かった〜仲間がいました〜！」


「君達、同じ世界から来たのかな？」

「あ、英雄王。」


「ファ！？る、ルキナ君なんて…」

「え？英雄王と」


「あーうん。そう言われているみたいだね。僕マルス」

「！？！？こ、これは…」

「あーいいよ。かしこまらなくて」


「え…ですが…」


「いーのいーの。敬語もなしね！」


「わ、私は敬語キャラなので…」


「ん、ならいいよ！」


英雄王ってこんな感じなんだ…。なんか想像してたのと違う…。


ん！？

「ル、ルキナ。あ、あれって…」

「ルフレさんも、そう思いましたか…。私もです。あれってシュミルさんですよね。
こっち見てくれませんが…」

シュミルとは同じ自衛団だけど…無愛想っていうか…なんか僕嫌われているみたいなんだけど…。
同じ出身の人とかは時々喋ってるけど…。僕も同じ出身なのに…(泣)

「なんかずっとブラックピットさんと喋ってるんです」

「ん？あの人…って天使！？」

「この世界にはいろんな人が来るからね。人外もいるし」


「あの2人ずっと話しているのよ。似たもの同士？でこっちから話しかけてもあまり喋らなくて。私ピーチ。よろしくね！」

「は、初めまして…ルフレです」


「…そう。」

「あぁ。それで…ん？どうかしたか？」

「…」


「あぁ…えっと…シュミル、も参戦したんだね…」

「…」

「…知り合いか？」
「…えぇ」


あぁ！なんだこの空気！？相変わらずだな…シュミル

「…まぁ、よろしく。」

「…あ、あぁブラックピット、だったよね。僕ルフレ」

「ん」


「……」

「(なんなんだこの2人)」



ま、まぁ…少しでも話してくれるようになると良いな…

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