ポケモンの世界にトリップ！？〜輝く未来〜

やばい…かも ページ3

レイside

眠いけど洗濯物取り込んで畳まなくちゃ！

｢甘くないさ バトルはいつだって からい にがい しぶい すっぱいね〜♪｣

『フィア、フィア、フィア、フィ！』

リリィが手伝いながら歌に乗ってくれる。

可愛いすぎ!!!!

その時、

｢うっ……うう……。｣

なにこれ……！すっごく気持ち悪い…！

とりあえず水、飲もう……。

ごくごくごくごく。

｢はぁ、はぁー！落ち着いたぁ…。よかったぁ…！｣

リリィ達が心配そうに私を見上げる。

｢大丈夫よ…多分……。｣

眠い、お腹痛い、突然の吐き気……。

大丈夫じゃない気がする……！

何か不安になってきたんですけど！

よし！決めた！病院行こう！

何か変な病気だったら早く見つけた方がいいよね！？




2時間後

検査結果が出るまでお待ち下さいとか言われたけどこの待ってる時間が一番不安なんだけど！

お願いだから変な病気じゃありませんように……！

看｢レイさーん！結果が出ましたのでこちらでお話します！｣

で、出たの！？

看護師さんに案内されたのはさっきの先生とは別の先生。

え！？何！？怖い!!

余命一ヶ月とかは勘弁してくださいよ？！

先｢レイさんですね。はい、どうぞ。｣

そう言って先生が私に手渡したのは1枚の写真。

白黒でよく見えないし分からない。

はっ!!まさか……！

｢ガンですか！？お腹に腫瘍が出来てるんですか！？｣

どうしよう……！

先｢あははっ！違いますよ！至って健康ですよ！｣

へ？健康……？

よかったぁ〜！

｢じゃあこれは……？｣

すると先生は写真のぽっかりと白い部分を指差してこう言った。

先｢おめでとうございます。３ヶ月ですよ！｣

……は？え？

先｢しかもほら、見てください。双子ですよ！｣

｢ええっ！？本当ですか！？｣

私……お、お、お母さんになるの！？

いや、もうなったの！？

信じられない……！

先｢旦那さん、いらっしゃいますか？｣

｢い、います！｣

……て事はアランはお父さん！？マジで！？

先｢これからは定期的に検診に来てくださいね！あと…母子手帳を次回までに貰って来てください。｣

母子手帳かぁ……。

てゆか私、まだ状況が把握出来てないんですけど！

｢わかりました。あの…この写真は……。｣

先｢もちろん持って帰って頂いて構いませんよ！旦那さんに報告しておいて下さいね。｣

｢わ、わかりました……｣

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