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不思議な子ども ページ11

アランside

俺は夜中に何故か目が覚めてしまった。

最近、こんな事なかったのにな……。

隣にはすやすやと寝ているレイ。

(ガタガタッ!)

ア「なんだ!?」

突然台所から何かが落ちた様な音がした。

泥棒か?いや、鍵はしっかりしまってる。

すると、

?「ど、どうするぅ?真っ暗だし怖いよぉ…。」

?「そんなにしがみつくな。ちょっと黙ってろ。」

怯えた少女の声としっかりした少年の声が突然聞こえた。

一体、誰なんだ?

子供か……?

俺は恐る恐るリビングの電気を着けた。

?「きゃあっ!」

台所には……

レイと異様なまでにそっくりな金髪の少女と

まるで昔の自分を見ているかのような少年がいた。

でもどこか微妙に目の色や雰囲気が違う。

ア「お前らは……誰だ?」

俺は警戒しながら尋ねる。

すると少女が目を輝かせて飛び跳ねた。

?「すっごいっ!若い!本当に出来たんだ!」

?「あのシトロンさんの装置だぞ。出来て当たり前。」

な、何を言ってるんだ?

若い? シトロンの装置?

?「やったぁ!会いたかったよ!パ……ふがっ!」

?「おい、それは言わない約束だろ。全く……!」

少年が少女の口を塞ぎ、呆れた表情をする。

ア「お前らは一体何なんだ?!」

?「すみません。俺達はこれを渡しに来たんです。」

少年が白い袋を俺に差し出す。

?「これはポケモン用のお薬。いざと言うときに必ず使って!!お願い……!」

少女が泣きそうな顔で言う。

ア「いや、何でだ?というかお前らは誰なんだ?」

?「俺達が何者かは今は言えません。でも必ずまた会います。お願いですからこれを貰って下さい。」

少年が真剣に俺を見据えて言う。

2人の目と表情を見て…俺は息を呑んだ。

ア「っ……!」

少年の髪の色や雰囲気が俺と同じだった。

それに加え真剣な少女の姿がレイの姿と重なる。

思わず俺は、

ア「分かった……。」

はっ!!

しまった、返事をして受け取ってしまった!

?「よかった…これで……!」

?「さぁ、俺達は帰るぞ。お騒がせしました。
……うさん。」

?「へへっ!じゃあね!レイさんによろしく!」

(カッ!!)

2人を突然眩しい光が包む。

俺が目を開けた時には跡形もなくいなくなっていた。

残ったのは膨れ上がる疑問と手の中の白い袋だけだった……。

不思議な夢→←結構大きくなったなぁ



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Rei(プロフ) - メルディアナさん» 返事が遅れてすみません!続きます。よろしくお願いします。 (2016年9月28日 18時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - 輝く未来の、話は続くんですか? (2016年9月26日 21時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 夢代ツバキさん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2016年9月21日 6時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
夢代ツバキ - リリィ、どうしたんでしょうか・・・。とても心配です。続き、楽しみにしてます。頑張ってください! (2016年9月21日 0時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 紅覇さん» 私も紅覇さんの小説、見てますよ!紅覇さんの小説、とっても面白いです!夏より更新ペースは遅くなりますがこれからもよろしくお願いします!お互い頑張りましょうね。 (2016年9月20日 17時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rei | 作成日時:2016年9月4日 19時

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