新しい世界 ページ43
｢あっ！えっと…！その……！｣
あわわ、思わず掴んじゃった!!
どうしよう!!
｢ハグ……してください……！｣
……はっ！私ったら一体何を言って……！////
ア｢……っ///分かった。｣
(ぎゅー)
久しぶりだなぁ……。暖かくて力強くて安心する……。
でも……！
頑張ってい、言ってみるか！
｢あ、あ、あの！ち、ち、ちゅ……！んっ……！｣
言いかけた私の口が柔らかい何かに塞がれた。
アルトマーレ以来……。
やっぱり君には敵わないや。
私の考えはお見通しかぁ……。
ちゅっと音をたてて離れる。
するとアランが恥ずかしそうに下をむきながら言った。
ア｢レイ……！話があるんだ。聞いてくれるか？｣
え……！わ、別れ話とかじゃないよね！？
｢う、うん……！｣
アランは私の返事を聞くと意を決したように顔を上げ私の手を握ってしっかりと私の目を見て言った。
ア｢俺は研究職だし仕事もたくさんあるしなかなか傍にいてやれないかも知れない。
でもいつも、ずっと、レイの隣にいたい。
ずっと、ずっと…！お互いじいさんとばあさんになってもずっと……！｣
私の視界が滲んでくる。
アラン……！
まさか……っ。
ア｢ずっとレイに隣にいつまでもいて共に生きてゆきたい。
俺と結婚して下さい。｣
｢っ！あっ……！アラ……ン……っ！｣
涙が溢れてくる。
プロポーズ……だよねっ？
｢はいっ……！私をアランのお嫁さんにして下さい！｣
そう返事するとアランはふっと笑ってリビングのバッグの中から紺色の四角い箱を取り出した。
ア｢……ありがとう。ほら、手出せ。｣
私の薬指に銀色に輝く指輪がはめられる。
これが指輪……！
まさか自分がする日が来るなんて…！
ア｢今日はこの話をしに来たんだ。突然ですまなかった。｣
｢ううん……！私、今すっごく幸せ!!ありがとう！｣
ア｢レイ……。本当にありがとう。｣
｢私こそありがとう！｣
ア｢末永くよろしくお願いします。｣
｢こちらこそ！｣
自然と顔が近くなってゆく。
ア｢レイ、愛してる。｣
｢私も愛してるっ！｣
目を閉じる。
柔らかくて暖かいものが私の唇に重なる。
これからの輝く未来を想像して幸せな気持ちになった。
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Rei(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2016年9月4日 18時) (
レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - そうなんですか、こちらこそすみません。これからの応援していますね頑張ってください! (2016年9月4日 12時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» すいません！ミアレー(ミアレいち)と読みます！紛らわしくてすみません！ ご指摘ありがとうございました！ これからも更新頑張ります。 (2016年9月3日 22時) (レス) id: 9a86cd10de (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - こんばんは。「ご対面！」のミアレがミアレーになってますよ。すみません、指摘で。あと、ここからはマノンの恋を応援ですね!頑張ってください! (2016年9月3日 22時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» ですね！これから物語を練って行こうと思います！ (2016年9月3日 11時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2016年8月24日 18時
