ポケモンの世界にトリップ！？〜新しい世界〜

ありえないっす…先輩！ ページ32

アランside

翌日

ユ｢先輩、先輩！レイさんと進展ありました！？｣

聞かれると思った……。

ア｢ああ……。｣

ユ｢なんすか、その絶望に満ちた返事は！俺が話聞きますよ！？｣

もう相談するやつはこいつしか居なさそうだし、正直言って誰かに相談したかった。

ア｢誰にも言うなよ。……｣






ユ｢先輩……。ありえないっす…。レイさんが号泣って……しかも痛すぎて記憶が飛んでるとか正直言ってやばいっすよ！？｣

だよな……。俺、本当に下手だったんだな……。

ユ｢しかも腰の痛みを寝違えたと勘違いって……。何か俺、レイさんが気の毒になって来ました…。｣

うう……。今のはグサッときた……。

ユ｢でもそこで先輩が我に返ってやめたのはいいと思いますよ！そこだけは先輩のいい所っすね！｣

そこだけって……。はぁ……。

ア｢で、俺はどうすればいい？忘れているレイに全部話した方がいいのか黙ってた方がいいのか。｣

ユ｢レイさんなら話してもいいと思いますけど…まぁ、どっちでもいいんじゃないすか？｣

朝になったら記憶が飛んでたのは本当にびっくりした……。

しかも腰が痛いのを寝違えと勘違い。

お互い初めてだったとはいえ下手すぎだろ、俺!!

どうする！？

いっそ全てを話して謝るかこのまま黙っておくか……。

迷うな……。

ユ｢多分先輩は黙っておこうと決心しても結局全部言っちゃいそうっすね！｣

…………。ごもっとも……。

とりあえず今後についてはゆっくり考えよう。

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