アルトマーレ編part1 ページ16
アランside
今の時刻は午前5時半。
今日はいよいよ旅行の日だ。昨日、マノン達にブティックに押し込まれて買ったしゃれた服を着ている。
こんな服だと落ち着かないし周りからジロジロと見られてる気がするんだが……。
「おーい、アランー!お待たせー!」
レイは青いスカーフがついたワンピースに上品なつばの広い帽子を被っていて、
どこからどうみてもとんでもない美人だった。
相変わらず綺麗だな……。
ア「別にそんなに待ってない。ほら荷物半分持つから貸せ。」
「/////あ、ありがと……。」
レイの荷物半分と自分の荷物を持って飛行機に乗り込む。
アルトマーレには飛行機で近場の街まで行ってからそこから船で本土に向かうらしい。
席に座るとレイが、
「アラン…そんな服持ってたっけ?」
ア「昨日、マノンとジーナにブティックに押し込まれて買ったんだ。何か あんなダサい服で旅行とかありえない とか言われてな……。」
「ふふふっ!周りの人みんなアランの事イケメンって噂してたよ!!」
ア「は!?そんな訳ないだろ。噂されてたのはレイじゃないか?似合ってるしきれ…///」
しまった……///俺は何て恥ずかしいセリフを……。
「そ、そんな事ないってば!///アっアランの方が似合ってるから!」
下向いて顔真っ赤にして言うなよ……/////
破壊力が尋常じゃない…///
ア「ほ、ほら出発するみたいだぞ。」
「わぁっ!ほんとだ!!」
ふわっとする感覚と共に飛行機が浮かび上がる。
レイは小さい子のように窓をみてはしゃいでいる。
ア「あんまりはしゃぐなよ?観光する体力なくなるぞ。」
「あら、これでも私シンガーソングライターやってるんです!体力には自信あるから!」
レイはドヤ顔で胸を張る。
ア「はぁ…。全く……。」
3時間後
飛行機は街についたがここから船に乗り換えなくちゃいけない。
レイは俺の肩にもたれかかって寝ている。
幸せそうな寝顔だな……。
ア「レイ、レイ!起きろ。着いたぞ。」
「んーっ!はぁい……。」
俺達が船着場に行ったらちょうど出発するみたいだった。
荷物を預けフェリーのような船に乗る。
ここから15分でアルトマーレだ。
「わぁっ!海風が気持ちいいね、アラン!」
ア「ああ。そうだな。」
俺達の旅行はまだ始まったばかりだ。
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Rei(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2016年9月4日 18時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - そうなんですか、こちらこそすみません。これからの応援していますね頑張ってください! (2016年9月4日 12時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» すいません!ミアレー(ミアレいち)と読みます!紛らわしくてすみません! ご指摘ありがとうございました! これからも更新頑張ります。 (2016年9月3日 22時) (レス) id: 9a86cd10de (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - こんばんは。「ご対面!」のミアレがミアレーになってますよ。すみません、指摘で。あと、ここからはマノンの恋を応援ですね!頑張ってください! (2016年9月3日 22時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» ですね!これから物語を練って行こうと思います! (2016年9月3日 11時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2016年8月24日 18時