ポケモンの世界にトリップ！？〜新しい世界〜

野外ライブ ページ12

レイside

この前、アランが看病してくれたおかげで風邪はすぐに治った。

今日は初めての野外ライブ。

緊張するぅ〜……。

マネ｢レイちゃん、そろそろ出番よ！｣

｢はっはい!!｣

私はマイクを持ってステージにリリィ達と出る。

(わぁぁぁっ！！！！)

すごい人……!!でも頑張らなきゃ！

｢今日は来てくれてありがとう！じゃあさっそく一曲行くよ！｣

私はリリィ達と目配せをする。力強く頷いてくれた。




けんかなかなおり またけんか 言いたい事 いっぱいあるけど

一番は｢いてくれてありがとう！｣

旅は道づれ 世は情け 分かったような顔してるけど

本当は｢いてくれて嬉しい！｣

ナイスパートナー！ナイスライバル！

押してあげるよ 引っ張ってあげる

見上げる太陽 何だか 眩しくて

上手くいったらハイタッチ！

へこんじゃっても 元通り！ 一緒ならば

どんなピンチも逃げてく GoGoGo、GoGoGo!!




2時間後


ライブ終わったぁぁ!!緊張したぁ……。

｢リリィ、サルサ、ミスト、エース、アクア、お疲れ様!!いつもありがとう！｣

そう言ってリリィ達をボールに戻そうとするとどこからか視線を感じた。

ん？と振り返ると可愛らしいヒトカゲが特設テントの影から私達を見ていた。

なにあの子！可愛いんですけど!!野生かな？

｢みんな、ちょっとあの子連れてきて。｣

ポケモン同士なら何とか連れて来られるはず！

案の定リリィ達はヒトカゲに話しかけて上手く私の所に連れてきてくれた。

私はヒトカゲの目線になって話しかける。

｢どうしたの？君、野生？｣

『カゲカゲ！』

声が可愛い！女の子かな！？するとミストが、

『グレ、グレ！ グーレー♪ グレ！』

なるほど…歌が好きなのね!!

｢じゃああなたに一曲、プレゼントしちゃう！｣

『カゲ〜!!』

可愛い！目をキラキラさせてる！




先手必勝 油断大敵 やる気満々 意気投合

全部うまくなんて いかない 簡単過ぎたら

つまらないから

少しずつ 進化してる 昨日と違う 自分に出会えるさ

Doki Doki したくって 新しい旅を続けて行くのさ

宝石のような 輝く瞬間を 探しているんだよ

勇気凜凜 元気ハツラツ 興味津々 意気揚々



｢どお？｣

『カゲカゲ〜〜!!』

良かったぁ！喜んでくれた!!

『ブースタ！』

サルサが諭すようにつついたのはモンスターボール。

｢もしかして！一緒に来たいの？｣

『カゲカゲ〜！』

嬉しい!! ヒトカゲも周りにいるリリィ達も可愛い！

｢じゃあよろしくね！｣

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