お見舞い ページ11
アランside
(ピリリリリ！)
ア｢はい。アランです。｣
｢あー……アラン？｣
電話から聞こえてきたのは随分弱った声のレイだった。
ア｢どうしたんだ？｣
｢ごめんね。今日ちょっと熱が出ちゃって研究所に顔を出しに行けなくなっちゃった……。｣
ア｢今、どこにいるんだ？｣
｢家だけど……。｣
ア｢何か食べたか？｣
｢食欲ないから何にも……。｣
これは…行くしかないな……。
ア｢寝てて待ってろ。｣
｢え！？何が？ちょっとアラ…｣
ちょうど仕事も一区切りついたしあとは博士に……。
ユ｢先輩、俺言っときますよ。早く行ってあげて下さい！｣
聞いてたのか……！
ア｢すまんな、ユウタ。よろしく。｣
レイの家の合鍵は持ってるからすんなり入れる。
(ガチャ！)
ア｢入るぞ、レイ。｣
｢え！？アラン！？｣
ベッドには顔真っ赤で苦しそうなレイが。
最近、忙しそうだったからな…。
ア｢何か作るからレイは寝てろ。｣
｢えっ…でもアラン、仕事は？｣
ア｢一区切りついたから大丈夫だ。ほら、ベッドから起きるな。安静にしてろ。｣
｢ごほっ…はぁい……。｣
大分酷そうだな……。
何とかお粥が出来た。なんとか……。
ア｢お粥、出来たぞ。食べられるか？｣
｢アランが作ったものなら何でも食べるぅ……。｣
おい…///やめてくれ…真っ赤な顔で……。
俺の理性が飛んだらどうするんだ……////
ア｢そ、そうか……。レンゲ、持てるか？｣
無理そうだな……。
ア｢ほら、口開けろっ……！///｣
｢っ////ふぇっ…！｣
可愛い……！ってこんな時に何なんだ、俺！
｢美味しい…！ありがとう！｣
っ！///// 反則だろ……その笑顔……。
｢美味しかったぁ！ごちそうさま！｣
ア｢ならよかった。早く直せよ。｣
｢はぁい……おやすみぃ……。｣
ア｢おやすみ……｣
俺はゆっくり幸せそうに目を閉じるレイがたまらなく愛しくなった。
思わず すっ とレイのおでこの髪をかきあげ唇を落とした。
……はっ!!//// お、俺は一体何をしているんだ!!
寝込みを襲うのと同じじゃないか……！
ア｢はぁ……////｣
はっ!!///後ろにニンフィア達とリザードン達がボールから勝手に出てニヤニヤしながら俺達を見ていた。
何かマノンと面影が重なるんだが……。
とりあえず皿を洗おう。
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Rei(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2016年9月4日 18時) (
レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - そうなんですか、こちらこそすみません。これからの応援していますね頑張ってください! (2016年9月4日 12時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» すいません！ミアレー(ミアレいち)と読みます！紛らわしくてすみません！ ご指摘ありがとうございました！ これからも更新頑張ります。 (2016年9月3日 22時) (レス) id: 9a86cd10de (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - こんばんは。「ご対面！」のミアレがミアレーになってますよ。すみません、指摘で。あと、ここからはマノンの恋を応援ですね!頑張ってください! (2016年9月3日 22時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ツバキさん» ですね！これから物語を練って行こうと思います！ (2016年9月3日 11時) (レス) id: 8cbf3be311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2016年8月24日 18時
