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今日、後輩のクイズ大会を見に行った。
大会というのは、初心者向けの大会だ。うちの後輩が出る、と言っていて俺に指導をして欲しかったらしい。
後輩は準優勝だった。
課題は、押しポイントが少し遅い。後はまぁまぁだったと思う。
俺は駅の階段を登っている途中に、何やら重そうな荷物を持った女性が階段を登っていた。
俺は、あの女性に見覚えがあった。
多分あの女性は本屋さんで会った綺麗な女性だろう。
また、会えちゃった。
川上「手伝いますよ。」
??「あっ、ありがとうございます!」
意外と重いな。この荷物。
よく、これを1人で持とうとしてたよ。だいぶ、重い。
??「そういえば、さっきクイズ大会にいらっしゃいましたか?」
川上「え、多分いたと思います。そこの会場のですよね?」
??「そうです!私も実は参加してて、、。
結果は良くはなかったですけど、、。」
川上「そうなんですね。」
??「あ!連絡先交換しましょうよ!
2度あることは3度ある、っていうじゃないですか!
だから、もう一度会うとおもうんですよね!」
嗚呼、この笑顔好きだな。
……ん?好き?
まさかね。
川上「いいですよ。交換しましょう。」
画面に表示されていたのは『AA』と表示されていた。
多分この綺麗な方はAさんと言うのだろう。
A「では、また会う日までー!」
なんて明るい人なんだ。
さっきの気持ちは嘘ではないかも知らない。
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作者名:わかれどころ。 x他1人 | 作成日時:2020年4月5日 23時