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辛い。風邪だ。
熱はないが、頭が痛い。喉も痛い。喋れるけど。
誰かに頼りたい、頼る人は居ないけど。

因みにAさんとは毎日Lineはしている。少しは距離が近づいたのではないかと思う。

今は、寝転んでいる。だって楽だから。
それにしても、お腹減ったな。何か作らなきゃ。

でも、作る元気はないかも。

誰か料理できる人、俺の知ってる人の中でいるかな?
いるっちゃいるけど、3度目がこれかー、って感じだからあまり呼びたくない。
でも、呼ぶしかない。

俺はAさんにLineを打った後直ぐに意識を手放した。







































トントン、という音で目覚めた。
しかも、とてもいい香りがする。



A「起きましたか??」


川上「起きました。」


A「ほんっとにびっくりしたんですよ!
川上さんから助けて、ってLine来てて!」


川上「ごめんなさい。」


A「許しますけど、次からはすぐ呼んでくださいね!」



今、言うしかない。
好きです、って。



川上「ねぇ、Aさん」


A「はい、なんでしょう?」


川上「俺、Aさんに一目惚れしてたんですよ。」



俺は一呼吸置いてから続きを言った。



川上「俺、Aさんの笑顔が大好きなんです。
俺で良ければ、付き合って頂けますか?」



Aさんは俺の大好きな笑顔でこう言った。



A「よろしくお願いします!」


川上「え、本当ですか?」


A「こんな時に嘘つかないですよ。」



やっぱり、この笑顔好きだな。



A「一つだけお願いしていいですか?」


川上「いいですよ。」


A「もう一回大好き、って言ってください!」



Aさんは顔を真っ赤にしながら可愛いお願いをしてきた。
俺はAさんの願いを叶えるべく、耳元まで近づいてこう言った。



川上「A、大好きだよ。」









Fin.
ーーーーーーーーーー
なんか、急展開すぎてびっくりです。

Mr.Quiz

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作者名:わかれどころ。 x他1人 | 作成日時:2020年4月5日 23時

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