繁殖期の話 ページ47
「〜〜〜〜〜っっっっ！！！…………んんっ、はぁ……死にそう……」
「んん……はぁっ……あともう一回、シませんか？」
「無理。無理……ジュニアが居た時除いて、なんか最近ずっと抱かれてる気がするんだけど？」
「……言ってませんでしたかね？繁殖期を迎えてるんですよ、僕」
「おいコラ先に言わんかい」
「んふふ、すみません」
「悪びれる気無しか？お？」
「だってほら……いつも致している時は、物足りなそうな顔をするので」
「……おう？」
「繁殖期位で丁度、ご満足頂けるかと思いまして」
「腰砕けだよ、バカ野郎」
「間違っていましたか？」
「間違っちゃないけど。休日の度に、コレだけしてくれると満足何ですがね〜」
「このド変態」
「いきなり罵倒？酷くない？」
「感じてる癖に」
「否定はしないな。行為中に罵倒されると感じちゃう」
「このマゾヒスト。変態。どうしようもない淫｡乱ですね？」
「んんぅ……待って、今終わったじゃん……その声で言うのやめて？」
「ねぇ……本当に終わりですか？」
「甘えた声出すなぁっ……」
「まだ足りない……本当は僕だって元の姿に戻り、蛸壺の中で可愛がって差し上げたいのに……」
「それ良いなぁ！」
「どうです？」
「揺れちゃぁ〜う！」
「ノリがギャルですね。萎えました」
「おん、良かった」
「なんて言うと思ったか！！」
「きゃぁあ！」
「んっふふ、捕まえましたよ！大人しくなさい！」
「ひぁん！ちょっと、ねぇ！同意！同意を得てからにしろ！」
「もう遅いですねぇ！あっははは！」
「クッソ繁殖期はヤケに押しが強いな！？」
「さて……大人しく食べられて下さいね？」
「繁殖期って、こんな長引く？」
「最低でも一週間、平均十日間です」
「長いな？」
「その間、番が居ない人魚は熱っぽい身体を持て余し、居る人魚は番を探し求めて、稚魚が出来るまで行為に及びます」
「避妊薬飲んでてよかった」
「不幸中の幸いですね」
「……アズ」
「不安ですか？」
「当たり前だろ。……ねぇ、私、身体だけ？」
「そんな訳ないだろ。……ふふ、可愛らしい。ご安心を。……──本気で愛してる」
「擽ったいな……私も愛してる」
「良かった。……っ、ほら、収まりましたよ」
「毎度思うけど……この蛸壺、意外に狭い様で広いよね」
「丁度いいですよね」
「わかる」
「前戯からやり直しますか？」
「入りそうなら入れちゃって」
「……交接腕は……いけそうだな。入れますよ」
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とある誰かの作品倉庫(プロフ) - 茨の國のぼっちさん» ありがとうございます！！！もう願望詰め放題パラダイス(？？？)な自己満作品なのですが、喜んで頂けて泣いて喜んでおります！！(セベクボイス)結構お話も長いと思いますので、ぜひ、ご自分に合ったペースで読み進めて頂けると幸いです（笑） (2021年5月6日 20時) (
レス) id: ba04661380 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち(プロフ) - この作品にすごくハマりました！夢主とアズールの性格と、糖度が好きすぎます！一気に読んだらすぐ終わっちゃうので、一日頑張ったご褒美に読んでますw (2021年5月6日 18時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とある誰かの作品倉庫 | 作成日時：2020年12月24日 9時
