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翌日、登校すると教室内が異様な空気に包まれていた


普段であれば子供の声が絶え間無く飛び交っているのに


席に着こうと机を見た


そこには【死ね】や【消えろ】、【ゴミ】等の罵倒が書いてあった
私の机に、だ


貴女『・・・・・』


教室内から微かにクスクスと言った小さな笑い声が聞こえてくる


声の主は昨日の女子達
僅かだが口角も上がっている


あまりの教室内の異様さに気づいた高尾君が此方へ来て私の机を見る


高尾「・・・おい。何だよこれ。」


高尾君の顔は怒りの色に染まっている


貴女『待って下さい、高尾君。』


高尾「っ!なんでだよ!こんなの誰がどう見ても・・・」


貴女『ただの悪戯でしょう。ご苦労な事です。
朝早くから学校へ来て、こんな塵にも値しない無駄な事を一生懸命にやるなんて・・・余程暇な方達だったんでしょう。』



教室内の空気が変わり
犯人らしき女子達が睨み付けてくる



貴女『・・・ただ、私は売られた喧嘩は買う主義です。誰がやったか、予想は大体ついています。
この机の件は、私に対する宣戦布告とお受けしましょう。







今後どうなるか、覚悟していただきましょうか。』



いつも人と接する笑顔ではない
凍てつく程の蔑む様な冷たい目を向けた

21→←19 高尾side



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匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時

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