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高尾「ちょ!危険だろ!」



貴女『言ったでしょう。売られた喧嘩を買うだけです。』


高尾「でも、そんなの先生に言えば!」


貴女『ここの教師がどうかは知りませんが、大抵の人間は面倒事を嫌います。』



前世の上司もそうだった
面倒事があれば舌打ちをしながら部下に押し付け、自分は定時で帰っていた


貴女『心が読めない私に、誰かの心情は分かりません。言葉なんて、口先だけでいくらでも誤魔化せます。




信頼ならない、それだけです。』



再び、凍り付くように固まるクラスメイト達



そこへ、空気を一変させるかのようにチャイムが鳴る


先生「はーい、皆さん。席に・・・どうかしましたか?」


貴女『何でもありませんよ。最近、少し騒がしいので注意していただけですから。』


ニコッと笑って言葉をつらつら並べ、してもいない事を先生に説明する


先生「クラス内の事も全部把握しているみたいだし、流石は白咲さんね。
皆さんも、白咲さんを見習いましょう!」


ほら、少しクラスの為になる事をすれば大人なんて簡単にべた褒めしてくれる


こんな、どこか心に穴が開く様な感覚は初めてじゃない


【空虚】


そんな言葉が当てはまる
空虚や孤独なんていくら詰め込んでも
何も無いし、たった一人である事に変わりはない



優等生として良い子ぶるのも、媚びを売るのも疲れたんだ

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匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時

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