プロローグ ページ1
カタカタカタカタカタ
キーボードを打つ音が暗闇で響く
女は闇の中、パソコンの液晶画面と向き合い
ただ黙々と作業をこなす
『・・・ふう、終わった。
あ、もうこんな時間か、・・・二時間は寝れるかな。』
時刻は午前二時
通常であれば誰もが寝静まる時間である
だが、その"通常"に当てはまらない者がいた
『あー・・・
三日ぶりの睡眠だぁ。』
世間一般で言うブラック企業に勤める
【社畜】である
入社してから早一年
サービス残業は当たり前
睡眠や食事も満足には出来ず
やっと仕事を終わらせた女は仮眠室に倒れ込んだ
『ッ、ケホッゴホッ』
『明日も仕事、頑張んなきゃな・・・』
まぁ、この女が明日"生きて"いる保証なんて
・
・
・
・
・
・
・
・
無いに等しいのだが
327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時