32 ページ33
you side
『トントン！ゾムさんに教えてもらったよ。』
しゅっしゅっと拳を振れば、教わったのはナイフだろうと挙げ足をとられる。
tn「良かったなぁ。あ、そこにあるドーナツ食べてええで。」
『本当！？やったぁ！』
急いでテーブルの前のソファに座り、ドーナツを頬張る。
gr「…ワイの、ドーナツ……」
……聞こえないフリ。
もらったドーナツは苺の味がした。もちもちふわふわで、甘くて美味しかった。
『…！んまぁ。』
ほっぺたが落ちそう、とはまさにこの事じゃないだろうか。
２つあったドーナツを一瞬で平らげ、口に残る甘さを楽しんでいると、トントンに
tn「エミさんに呼ばれとるで。」
と耳の器械を触りながら言われる。
まだ行き方を覚えていないので簡単に地図を書いてもらい、それを見ながら向かう。
『んーと…こっち、か。』
迷いながら部屋につくと、エミさんが迎えてくれた。シャオロンも一緒に。
em「シャオロンから聞きました。「ロウがすごいことやった」って。それについていろいろ調べたんです。」
机の上や周りには本がたくさん積んであり、その苦労が伝わってくる。
em「今から2000年ほど前の神話の話です。」
エミさんが本の山から一冊を取り出した。
ボロボロの背表紙に、薄汚れた紙から本の古さが伝わってくる。
そして、エミさんの口から内容が読まれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブラウン(プロフ) - 雨天時さん» コメントありがとうございます！若干スランプで更新頻度遅いですが、頑張ります！！ (2021年3月23日 21時) (
レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
雨天時 - え、待って神作じゃないっすか (2021年3月22日 22時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - らいらいさん» コメントありがとうございます！！私も更新がんばるんるんです。 (2021年3月9日 20時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい - えっ…好き。続きが気になりまくるんるんです！更新楽しみにしてます！でも体調にはおきおつけて、 (2021年3月9日 19時) (レス) id: f6115359b4 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - まんぼーごりらさん» 嬉しいです！更新頑張るどー！！ (2020年12月23日 15時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
