12話 ページ14
凛月「Aってさ…。」
微妙な緊張感が漂っている
心拍数が上がりそう…。
凛月「…。」
言葉に詰まったのか、朔間くんが
むーっとした表情でいる。
「え、えと…?」
私の顔を見た途端、真顔になった。
(どういうこと…?一体、何を言われるんだろう…。)
凛月「…ま〜くんのことは、名前で呼ぶよね。」
「へ?」
予想外過ぎる言葉に
拍子抜けな声が出てしまった。
言われた言葉に、あわてて返事を考える
「そうだけど…。それがどうしたの?」
凛月「っ…。わかんないなら、もういいよ」
表情が曇る朔間くん。
(もしかして、機嫌損ねちゃったのかな…。
どうしよう…。理由はさっぱりわからないけ
ど、絶対私のせい)
嫌われたらどうしよう
そんなことが頭を過り、泣きそうになった
「ごめんなさい…。」
下を見つめて、私はそう呟くしかなかったのだ。
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作者名:*れもんまかろん* | 作成日時:2017年6月10日 22時