10話 ページ10
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『わぁ…今回も、凄い！』
あの日から丸井は、いや、丸井達は3日に一回ほど来るようになった。
そして丸井は何の遠慮もなしにAとらいちゃついている…
様に見える。
丸井「だろい？今回はな、2時間かけたんだ」
イラつくほどのドヤ顔で言う丸井に、Aは微笑む
『ふふ、本当に大好きなんだね！
そう言えば、夏休みの宿題はもう終わったの？』
しまった、と言う顔をする丸井
全国大会が近い、つまり夏休みよ真っ最中だ。
丸井「え〜…俺ら、全国大会出るし？
最悪、課題出さなくても優勝すりゃ何とかなるだろ！
な、赤也っ」
赤也「え、俺？！…すいません、もう終わったっス」
柳先輩と副部長のおかげで、と付け足す赤也
真田「赤也はテストでいつも赤点を取るからな。
全国大会が終わったらあとは課題テストに向けてひたすら勉強できる様に、夏休み前からコツコツやらせていたんだ。」
柳「ワークの範囲はこの柳蓮二が予想させてもらった。
無論、全て一致している。」
『…え？予想が当たるの？』
柳「いや、今までのデータを元に答え…結果を導き出すんだ。
すなわち、その“今までのデータ”が全て合っていれば、必ずと言っていいほど俺の計算は当たる。
まぁ、データも自分で集めるから外れたことはないがな。」
『へぇ〜、よくわからないけど凄いです！』
うざいくらいのドヤ顔の柳を見るA
その眼差しは尊敬に近い。
その光景を見て、柳を睨む
柳「…すまない精市、少し調子に乗りすぎた(ボソッ」
『あ、あのっ！お願いがあるんですけど…』
柳「何だ？データの事なら当たるぞ。…多分。」
俺の顔をチラリと見てから付け足した。
なんか、納得いかない。
何でいちいち人の顔色を伺うんだ。
そして、この間から俺がムスッとしてる時ほど仁王はニヤけてる。
俺が何をしたって言うんだ。
日頃のイライラが溜まって、もう少しで爆発してしまいそうになった時
Aの一言で、イライラのゲージは0まで下がった
『ここに、過去のデータは全て揃ってます。
…だから、私がいつ死ぬのか、計算してください』
…何となく、嫌な予感がした。
必ず当たってしまう様な、嫌な予感が。
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ライカ - やっぱり、泣ける…！ (2017年3月5日 23時) (
レス) id: 15e7e53f7f (このIDを非表示/違反報告)
羅維香 - 合格おめでとう！ (2017年2月18日 14時) (レス) id: d774c84c43 (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - 羅維香さん» うちも合格したよ！うん、頑張ろうね… (2017年2月17日 16時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
羅維香 - 完結おめでとう！最初から読み直したｗｗ私立高校合格しました！本命の公立に向けて残り2週間頑張ります (2017年2月17日 15時) (レス) id: d774c84c43 (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - Yuu 漫画家目指すさん» ありがとうございます！！感動していただけたなら何よりです^ ^ (2017年2月6日 22時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SAKUYA | 作成日時：2016年12月17日 23時
