18話ー薫side ページ23
薫side
この学校は2つの棟に分かれている。聡たちが行ったのが特別教室で主に構成されている第2棟。
そして俺らがいるのが普通教室を主として構成している第1棟だった。
俺らは1階の3年生エリアを抜け、2年生エリアである2階へと来た。
予想通りどこの教室も鍵が閉まっていた。
いくら歩いても特に変わらない風景に雷はダルそうな顔を見せ、ノエルは相変わらず回りをキョロキョロと見渡している。
テレパシーであっちからはなにも連絡がないため、今のところ問題は無さそうだった。
そして2階の端…2-Aの教室に行ったときだった。
ここは俺や雷、聡などが使っている教室でもある。
「あれ？扉が空いてる？」
最初に異変を見つけたのは雷だった。ほんの数�僂良�だか、そこからは教室の中が伺える。
「取り合えず、開けてみようよ！」
ノエルは流石に勢い良くは開けなかったが、相当凄い力で扉を開いた。…元々扉は固いのだからしょうがないが。
中は暗いだけでいつもと変わらない…と思った。
1人、椅子に座らされて下に俯いている少女がいた。
俺はその姿を見や否やその子のもとへと走り出した。酷いことに机は乱雑に動かされていて、俺は持ち前の運動神経を頼りに無事、到着した。
「大丈夫…？」
俺が声をかける。その少女は少し唸ったあと、顔をふいっと上げた。
その顔には見覚えがあった。黒い髪、整った顔立ち、ラベンダー色の目。
「…瀬名さん…？」
瀬名さん―紫音さんは首を軽く振り、回りを見てぽつり、と言った。
「ここは…？私は…何を？」
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いつの間にか総合28位を取っていたみたいで今日は本当に何事かと…。
これもひとえに皆さんのお陰ですね、ありがとうございます！
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー超能力(これから増えていきます。)
移動(テレポーテション)
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです！見てくださってありがとうございます！頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです！ (2017年2月7日 12時) (
レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです！この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください！ (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっち | 作成日時：2017年2月1日 22時
