17話 ページ21
日が巡って次の日の夜。
俺、薫、雷、修地、拓望、そしてなぜか光葉とノエルまで来ていた。理由は知らない。
俺は修地以外の全員に必要以上に能力を使わないように念を押しといた。…特にノエル。暴走されて俺らが超能力者だってバレても困る。
しかも当の本人の修地は「僕もついていく」との一点張りなので家に返すこともできない。何でだよ。
取り合えず俺らは2グループに別れた。
俺、拓望、修地、光葉と薫、雷、ノエルのグループだ。
何かあったら常に薫が俺とテレパシー状態にあるから連絡し、ノエルのテレポートでこれるようにするために別れた。(このときもノエルが暴走しかけて大変だったが)
取り合えず、俺らは生徒会室に向かい、薫たちは各教室をうろうろすることにした。
「鍵開けるよー」
生徒会で庶務をやっている拓望は常に鍵を持ち歩いている。そのため、こうやって忍び込むことも可能なのだ。
え？ロック？俺がコンピューターハッキングしました(真似してはいけません)。
ガラガラっと音をたてて扉が開いた。
生徒会室に入るのは初めてだ。中には長机が5個、椅子が10個。机の上には何枚かプリントがおかれている。横にはたくさんの書類棚があり、ファイルが溢れんばかりに詰め込まれていた。
拓望は手慣れた足取りで奥に進み行った。その手に持ってる懐中電灯で辺りを照らす。すると、あっ、と声を漏らした。
「ファイルが…無い？」
「ファイル？」
光葉が聞き返す。話を聞くとどうやら今回の案件についてのファイルが無くなったらしい。しかも中には何故かこの学校の七不思議のこともファイリングされていたらしい。
「流石に先輩の前で持ち出すのは無理でさ…。で、取りに来たかったんだ。
しかも…」
そこで拓望は口を濁す。
「しかも？」
「この事だけじゃない。
今、不可解な事はたくさん起きてる。しかもそれにまつわるファイル、全部無くなってるんだ。」
修地の問いに眉間に答えた拓望の顔は焦りに満ち溢れていた。
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紫音はもう少ししたら出てきます…(汗)
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー超能力(これから増えていきます。)
移動(テレポーテション)
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです！見てくださってありがとうございます！頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです！ (2017年2月7日 12時) (
レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです！この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください！ (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっち | 作成日時：2017年2月1日 22時
