ツンデレ比率8：2[黄瀬涼太]

番外編！いつもより少し(？)キケンな彼 ページ33

貴女side


涼太に変なものを飲まされた









中身は普通のジュースだったけど









でもなんかそれだけじゃつまんないから冗談で素直になっちゃったフリみたいなのをしてみた









いつもなら恥ずかしくて言えないことも今ならこのジュースのせいにできる









ふんっ、最近バスケばっかで私にあんまりかまってくれなかった涼太が悪いんだから！









罰なんて当たらない、よね？









黄「Aっち、体の調子どうすか？」









あっ、そうだった！









今涼太の部屋に来てるんだっけ









貴「調子？私は元気だよ！」









私はあえてとぼける











黄「いや、やっぱり変っすよ！」









貴「もう、涼太ったら〜〜」









私は変に心配してくる涼太にちょっとむくれる









黄「まぁそれより、見つけたっスよ！戻る方法！」









涼太は誇らしげに言う









貴「戻る方法？」









黄「そうっス！Aっちが今まで経験したことないようなことを体験すれば戻るらしいんすよ！」









はぁ？









いけない いけない









演技しないと









貴「経験したことないこと？？…よくわかんないから涼太とくっついてよっかな〜〜」









私は涼太の腕にぎゅーと抱きつく









黄「…Aっち、オレの理性を壊したいの？」









貴「へ？」









私は頭にはてなを浮かべた









黄「男の部屋の、しかもこんな場所で接近してくるとか誘ってるとしか思えないんスけど」









私がいたのはベッドの上









別に変なとこじゃない気がするけど、涼太にしてみればまずい場所らしい









黄「きーめた！」






涼太は笑顔で私を押し倒した









貴「り、涼太！？な、なにするの？」









黄「Aっちには、今まで経験したことないような深いキスしてあげる」









私は予想外の展開に頭が混乱していた









黄「覚悟してね、Aっち？」

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