＃3 ページ4
「……えーと、こ、こかな？」
「……多分」
「でっ……かー……」
4月8日。
今日は占ツク学園の入学式だ。
手紙に記載されている占ツク学園の住所をチェックしながら進んでいくと――――――
大豪邸が目の前に広がっていた。
お洒落なデザインの黒く高い門の奥には、大きな噴水が水を吹いている。
その周りを囲むように石畳と茶色いお洒落なベンチ。
様々な種類の花が咲き誇る花壇もちらほらと配置されている。
石畳は門から端が見えないほどに様々な所に繋がっていた。
だが一番広い道の先は大豪邸の玄関。
まだ門は開いていないので、中は分からない。
ただ外装は漫画等に出てくるような4階建ての豪邸。
ベージュの壁に茶色い屋根。中にシャンデリアとかあっても可笑しくない。
門の周りには私達と同じ手紙を持った少年少女達――わりあい女子が多いが――が集まっている。
「ホントに、ここなの？」
私の親友で、占ツクの作者である林 千奈ちゃんが手紙片手に呟く。
「ここでしょ。てか玄関のとこに「占いツクール学園」って書いてある」
同じく親友で、占ツク作者である紅月 緋色ちゃんが目を細めながら冷静に言った。
全員高校進学の話をしていて、やっとそれぞれが作者だと知った仲だ。
全員代表作はオリジナルだし、二次元とかがそもそもあまり話題に上がらなかったのだと思う。
「ってか、そもそも2人は何科なの？」
この学校は少々変わっているらしく、「戦闘科」「小説科」「管理科」の3つがあるらしい。
普通科もないのか、なんて母は言っていたが、
私は身体能力が元々高く体育だけは万年5だったので、戦闘科にした。
ちなみにその3つの詳しいことは入学してから教えてくれるらしい。
戦うか、小説書くか、機材とかを管理するか。
現在教えてくれたことはこれだけ。
大雑把に言えばそうなる。
「私は管理科だよ」
これは緋色。
「私もー！」
これは千奈。
「……え？」
私、ぼっちすか。
そんな悲しい宣告をされた瞬間、門が徐々に開き始めた。
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大王具足虫 - 小説見させていただきました。凄いですね。作者参加ってなかなかありませんし、かっこよかったです。次の更新楽しみにしています。 (2015年11月8日 10時) (
レス) id: efa42f4e19 (このIDを非表示/違反報告)
蒼伊 談(プロフ) - あろえ＠ULOGやってますさん» 同じ返し(￣▽￣)おお。頑張ってくださいませ。スナイパーズも頑張ります (2015年4月26日 21時) (レス) id: 3b11429b63 (このIDを非表示/違反報告)
あろえ＠ULOGやってます(プロフ) - 暗城生黒人@黒闇さん» 久しぶりに覗いたらコメントが来てた((( ；ﾟДﾟ)))、お久しぶりです、そろそろタブレット端末で速打ちができてきたんで更新スピードが早くなる気がします(( スナイパーズたまに覗き見してます、頑張ってください！ (2015年4月25日 19時) (レス) id: bffef00390 (このIDを非表示/違反報告)
暗城生黒人@黒闇(プロフ) - 久しぶりに覗いたら更新してた((((；ﾟДﾟ)))))))、とゆーことでお久しぶりです黒闇です、更新頑張ってください。スナイパーズのシナリオに頭悩ませつつ見守ってますb (2015年4月2日 20時) (レス) id: 3b11429b63 (このIDを非表示/違反報告)
あろえ＠URNC＆島貫組＆着させ隊(プロフ) - 死の猫又(黒雲嵐)さん» 大丈夫ですよ、私も金曜まで学年末と今日学力テストだったので笑 占ツクのアイコンの上の方にIMELOGってとこがあると思うんで、そこに投稿することってできますか？ (2015年3月2日 22時) (レス) id: bffef00390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あろえ
作成日時：2014年7月25日 18時
