【カゲプロ】カノがキドへプレゼントをわたす話

12こめ。 ページ14

「__久しぶりに来たな」

僕は今、目の前にある光景をみてとても懐かしさを感じていた。


ここは、昔よく遊んでた公園だ。
よくここでヒーローごっことかいって遊んだりして…
楽しかったな。


昼ごはんを食べた後、僕は気分転換に散歩でも、と思い外に出たのだが、なんだか無性にここへ来たくなったのだ。

なぜだか分からないのだが、悩んでいたり、むしゃくしゃした時なんかはここに来たくなる。

まぁ最近は来てなかったけど。



僕は近くにあったブランコに腰掛ける。


なんでキドつめたかったのかなぁ。

軽く地面を蹴ってブランコをこぐ。



そういえば、昔にもキドが冷たかったことがあったな…

あのときはたしか、キドの照れかくしのせいだったんだけど、
なんでつめたくされてるか分かんなくて聞きに行こうとしたら、姉ちゃんに
「女の子には聞かれたくないこともあるの」
って怒られたんだっけ。


じゃあキドが今つめたいのも、もしかしたら照れかくし…なわけないな。


なんか昔のこと思い出してたら気持ちが軽くなったというか、なんでこんなに悩んでいるのか分かんなくなってきた。


時計を見ると、もうそろそろ日が暮れはじめる時間だった。


はやく帰ってプレゼント渡そう。







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許可が間に合わなくて遅れました
よかったらどうぞ。あやのちゃんです。3分クオリティです。
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