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4-10 ページ10

暫くの沈黙の末、緑間はゆっくり顔を上げた。

動揺が消えてない訳ではないが、どこか諦めたような顔をしている。



「…お前が望むなら、答えよう。だが、真実を知ってお前は変わらずいられるか?今までと同じようにはいかないぞ。俺達のした事は、それほどまでに愚か極まりない事だ。



真実を伝えて、またいなくなってしまうと思うと、俺はもう、生きてはいけない。」


最後の方は弱々しい声だった。

彼のこんな姿を見たのは初めてかもしれない。いや一度だけあった。

あの件があった日の夜。


こんな風に、置いていかれた子供のような顔をしていた。

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設定タグ:逆ハーレム , ヤンデレ , 黒子のバスケ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ぽるしぇ | 作成日時:2021年2月20日 22時

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