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「まぁけど、この調子なら間違いなく緑間っちと黒子っちは当たるだろうね。」
エスパーか。
私の考えてる事を知っていたならあんな怖い顔向ける必要ないと思うんだけど。
「どっちが勝つにしろ、俺達の相手にもなるわけだな。」
「緑間っちともやりたいけど、やっぱり黒子っち達にはリベンジしたいっすねぇ。」
「情けなく泣いてたもんな。」
「一言多いっすよ！」
『子供みたいだった。』
「澪っちまで！」
しくしく泣くふりをする黄瀬に2人でシラーっと目を向けた。
確かに負けた時は泣いていたし、凄い落ち込みようだったけれど、彼の切り替えの速さは凄い。
直ぐに認め、次を考える。
中学の時には見た事ない。少し、変わったのかも。
そんな彼を眺めていれば、それに気付いた黄瀬はニコっと笑った。
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作者名：ぽるしぇ | 作成日時：2021年2月20日 22時
