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「何時まで抱き合ってるつもりだ。」
「終わったんならさっさと澪ちんちょーだい。」
「あ?俺の勝手だろーが。」
別な声に反応して青峰胸からひょこっと顔を出す。
いつの間にか、青峰の後ろに巨体な紫色と眼鏡に手をかけた緑色が立っていた。
『あつくん。真ちゃん。』
「無事でよかったのだよ。」
「ホント勘弁してよねー。あーストレスで胃が痛い。」
「そりゃ色々食いまくってる所為だろーが。」
「甘い物をヤケ食いなど見ているだけで吐き気がしたのだよ。」
「はー?あんなの食べたうち入んないんだけど。」
「バケモンかよ。」
驚くくらいのいつものテンション。
私は目をパチパチさせ、クスリと笑った。
何か、凄い安心する。
そんな私を見た3人は、私が笑った事に安堵したように笑い返した。
きっとわざとそうしてくれたんだと理解した。
『ありがとう。皆。』
彼らはいつも通り短く返事をした。
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作者名:ぽるしぇ | 作成日時:2021年2月20日 22時