【呪術廻戦】絵を描いてたいだけなんですよ！！！

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『ぁっ！！？』



やっばい町中で盛大に転ぶ！！！

と思い、ぎゅっと目を瞑る



怪我の痛みとか、周囲の人からの視線の痛みとか←←←

色んな物が頭を巡るが、怪我の痛みはいつまで経ってもやって来ない



少しずつ目を開けていくと、視界が黒いモノで覆われていた



え？何コレ？？あれ、転んだよね？もしかして頭打って死んだとかないよね？？←



1人混乱していると、頭上から声がかかる



「大丈夫か？」



顔を上げると、同い年くらいの少年の顔が見える



え？髪ピンクだ……え、ヤンキー？？無理なんだけど←←←

でも、ヤンキーに絡まれるような事してないから平気だよね？？



「あ、お前……！？っうお！！？」



前言撤回！！！！僕の顔知ってるっぽいです！！！

僕、ヤンキーの間で有名なのか！！？

もしかしてあの公園ヤンキーの陣地で、僕が入り浸ってるから抹消しに来たとか！！？？←←←



色んな事が渦巻く頭で、さっきの変態さんと同じく鳩尾を蹴ろうとするが避けられる

その上、蹴り上げた足を掴まれてしまった



『！！？？？』



どーゆー反射神経してんの！！？？

捕まったら逃げられないじゃん！！！あとちょっとで家なのに！！！！



ヤンキーくんの手から逃れようとバタバタしていると



「おーい悠仁〜！」



さっきの変態さんがやって来た



「あ！先生！！！」



ヤンキーくんは僕の足を掴んだまま、片方の手をブンブンと振る



手振らないで！！足千切れる！！！←←←

てか先生って……え、不良の集う学校でもあんの？？？ねえ？？←←←



僕らの傍までやって来た変態さんは僕の顔を見て嬉しそうに笑う



「なんだ〜悠仁と会ったんだね〜」


「やっぱこの子だよね？？よかった〜」



そしてヤンキーくんも僕の方に顔を向け、にぱっと笑う



何その顔、わんこじゃんかわ…ん"ん"！！気のせい！！気の迷い！！！←←←



僕が1人で浮かんだ煩悩を払っていると



「じゃあいきますか！」



変態さんが僕を担ぎ上げた



『！！？？』



何！！？？どこ行くの！！？？

死ぬの！？？絶っっ対死ぬじゃんあああぁぁぁ！！！！

やだ死にたくないいいい"い"！！！←←←



変態さんは僕とヤンキーくんを抱えあげた



え、そのほっっっそい体でどうやって持ち上げてんの？？え？？←←←



混乱していると、瞬きをした瞬間、景色が変わっていた

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