５９. ページ31
その頃階下では
「あー暇ー」
「暇なら外の手伝いをしてこい」
テーブルに突っ伏して呟くおそ松と、呆れた顔で見るカラ松がいた
「俺優しいから二人のこと心配だし？
紅炎は階段降りるの面倒臭がるから絶対テレポートしてくるし
そんな事言うならカラ松が外行ってくれば良いじゃん」
「不死鳥の呪いを押さえ込めるのは俺だけだ
もし悪化したらおそ松じゃ治せないだろ」
こんな事を言っているが、二人とも自分から立候補した…おそ松は蒼海と、カラ松は紅炎と一番仲が良かったから
弟たちもそれを察して天界の修復に行ってくれた
「あーあ、何か変な感じ
さっきまでお前のこと本気で殺そうとしてたのにさ〜」
「ああ…あの時何故あんな気持ちになっていたのか全く分からない」
「うん…私も」
３人で溜め息をつく
…３人で？
「「紅炎!?」」
「あんまり大声出さないでくれる？
まだ若干頭痛残ってるんだからさ」
紅炎がソファーに座り、頭を押さえながら言った
「私に気付かないなんて二人とも鈍ったね」
「…魔力隠せるだろ、当たり前じゃないか」
「…悪魔が魔女とか同類の奴の気を察知するのは難しいって知ってるだろ」
「あー忘れてたー(棒)」
頭を掻いて言う紅炎、わざとらしい
ﾊﾞﾝｯﾊﾞｷｯ
「紅炎！」
「ベリトさん達！」
大きな音と共にドアが壊れ、大魔女四人が中に入ってきた
「良かった…もう大丈夫なのか？」
「まだ若干頭痛が残ってるけど、大丈夫です」
「蒼海は？」
「疲れて寝てしまったようなので、ベッドに運びました
チップも置いてきたので大丈夫かと」
「流石…細かいところまでよく気付きますね」
感心したようにクリシュナが呟く
「私は魔界にある私の城の神殿に行ってきます
姉さんが目覚めたらそこに行くようにと手紙を残しておきました
あとは皆さんゆっくりしていて下さい
あ、ベリトさんは壊したドアを直してくださいね
では」
そう言って紅炎はシュッ、という音を立てて消えた
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鶯(プロフ) - 雪にゃんこさん» ありがとうございます！完結しました〜いや〜ありがとうございます。 面白いなんて言われた（？）のは初めてですなんか凄く嬉しいです本当に…他の作品にも手を出して頂いてもう本当に感謝で一杯です…これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年3月27日 22時) (
レス) id: 2a72e67ce6 (このIDを非表示/違反報告)
雪にゃんこ - 完結してよかったです(^^♪鶯さんの小説、作風が面白くて好きです！ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 9d6418c99f (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - のーてんきさん» 楽しんでいただけて光栄です！イメ画…マジっすか(神かよ) えっとですね、占ツクの方に画像申請していただいて、許可されたらURLが出てくるそうなので、それをコメント欄に載せていただければ！お手数ですが、よろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年1月21日 20時) (レス) id: 2a72e67ce6 (このIDを非表示/違反報告)
のーてんき - 完結してよかった！本当に面白かったです！イメ画を送りたい(？)んですが、やり方が分かんない･･･←← (2018年1月21日 12時) (レス) id: 5a4de6dfa1 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 小悪魔さん» 有り難うございます！！！！！応援よろしくお願い致します！！！！！ (2016年11月21日 6時) (レス) id: c6d2131af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2016年10月15日 12時
