入学式へ急げ！【アミ】 ページ21
No side
突然現れた新入生…レイ。
タイプ相性的に苦戦を強いられていたアミにとって、かなりの救世主である事は違いない。
「生意気な奴だな！メタグロス！メタルクロー！」
「頼んだよ！マフォクシー！かえんほうしゃ！」
レイが放ったモンスターボールから飛び出たのはマフォクシー。飛び出るやいなやかえんほうしゃを放った。
「ほのおタイプ…うん！勝てる！！」
アミがサムズアップして頷く。
メタルクローとかえんほうしゃの激突。当然相性で有利な炎が攻撃を飲み込んだ。
「くっ…！メタグロス！とっしん！」
「マフォクシー、だいもんじ！」
メタグロスがマフォクシーに向かって決死のとっしんをかます。だが大の形の炎がメタグロスを包み…何と吹き飛んだ！
「クリーンヒットした…！」
アミが息を飲む。次に皆の視界に入ってきたのは、目を渦巻かせて気絶するメタグロスだった！
「わぉーん！」
「！？」
突然響いた鳴き声に、アミ、レイ、上級生3人組、そして野次馬が鳴き声の主の方向を見る。
「グラエナ…！」
ここにいると言う事は、この中の誰かのポケモンなんだろう。アミはそんな事を考えながら口に出した。
「メタグロス戦闘不能、新入生の勝ち。」
審判…な訳無い。恐らくこの学園の教師だろう。
「…入学式開始まで、あと2分。全員、講堂へ移動。」
(あっ、まずいっ！)
「メタグロス！！」
上級生3人組が目を回すメタグロスに駆け寄り、モンスターボールに戻す。
「くそっ…覚えてろよ！」
悪人定番の捨て台詞を吐くと、名も知らぬ3人組はすたこらさっさと講堂に飛び込んでいった。
「ありがとうレイ君！助かっちゃった！」
アミはニンフィアと共にペコリ、と頭を下げる。
「いいんだよ。困ってる女の子は助けないとね」
何と紳士的であろうか。
「フィアフィア〜！」
ニンフィアの鳴き声で我に帰るアミ。
入学式まであと2分、と言っていた。講堂が目の前にあるからまだ良いとしよう。とにかく入学式に遅れる訳にはいかない。
「レイ君って何組？」
「僕は1ｰAだよ」
「偶然ね！私もそうなの！」
会話を繰り広げながらも、講堂の新入生の席に凄いスピードで急いでいる。
それにしても、ポケトレ学園最初のバトルがタイプ相性のせいで劣勢に立たされるなんて最悪だ。
…まぁ、仕切り直すとしよう。次のバトルが最初のバトルと言うことにするとして…
アミは頭の上のアマカジを見つつ、1–Aの席に着いた。
入学式が開幕した。
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ヒメアミ(プロフ) - 宣言通り長時間滞在、本当にすみません！入学式編完結しました！次は体育祭編の予定です！そして続編の始めで主催者から皆さんにお伝えしたいことがあります。すぐに続編作りますので、しばらくお待ちください！パスワードは変わりません！ (2020年8月6日 17時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します！…途中で色々あるかもなので、長時間居座るかもしれません…本当に申し訳ないです…m(_ _)m (2020年8月6日 13時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新しました！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新します！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 更新しました！次の方お願いします！ (2020年8月6日 8時) (レス) id: 62a5f394e4 (このIDを非表示/違反報告)
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