一緒に行こう ページ20
「お姉おつかれさま！！見たよ！２位おめでとう！２位！」
「イヤミなの？」
家に帰るとセラが店を片付けていた。
「手伝いくらいしてよー。マルク。
……………あらおかえり。あのバンギラスを助けるなんてやるじゃない。」
グッジョブ！と親指を立てて褒めるセラ。
マルクとは大違いだ。
「グレイシアもアマルルガもおつかれさま。
ゆっくり休むのよ。」
「グレッ！」
「アマ。」
頭を撫でればアマルルガはモンスターボールの中、
グレイシアはAの部屋へと戻った。
「ポケモンの前では別人だなあ。
……………っていうかお姉！あのイケメンと知り合いっぽかったけど！
誰？彼氏？ねえねえ彼氏？！」
「っち！違うわよ！そんなんじゃない！」
「お友達？」
Aは少し考えて。
「…………………………うん」
小さな声で頷いた。
「まあ！とうとう友達ができたのね！」
「わお。あのお姉に友達だって！
明日は雪が降るんじゃないか？なあ、チコリータ。」
「チコッ！」
「なによ雪って！チコリータまで何で頷くの！」
前歯をイッと出して威嚇した後、階段を登って部屋に入る。
グレイシアがクッションの上で寝息を立てている。
「今日もありがとう。よく頑張ったね。」
スマホを取り出すと、メッセージが一件。
『ゲットレース見たよ！
凄かった！さすがAだね。
明日は風祭り、一緒に行かない？』
送り人はリサ。
Aに何故かよく絡んでくる少女。
ピンクがかった黄色のロングヘアーに、Tシャツにショーパン
と、Aと似たような格好をしている子で、よく姉妹に間違えられる。
でも使う色や性格はてんで真逆なのだ。
「別に良いけど。」
送り返すとすぐに既読がついて、しばらくして返信が。
『もぅ！Aってばツンデレだなぁ！』
「じゃあ明日、迎えにいくね。」
『おっけ！』
おやすみ！とキャラクターのスタンプが送られてきて、トークを終える。
枕に顔をうずめれば、あっという間に夢の中へと旅立った。
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あられ - 更新がんばってください！ (2019年12月2日 12時) (
レス) id: ed00fbf28a (このIDを非表示/違反報告)
イーブイ - がんば!楽しみにしてます。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！楽しみです！ (2019年7月22日 14時) (携帯から) (レス) id: d7f028195c (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 更新頑張ってください！！応援してます！みんなの物語大好きです！ (2019年7月13日 10時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいふくリンゴ☆ | 作成日時：2019年7月11日 23時
