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*これは…30話だ!(inTALE世界) ページ39

「ところで、きみはこれからどうするの?」
皆のお茶とクッキーが無くなってきた辺りで、フリスクがそんなことを聞いてきた
「そうか…君は地下に来たばかりだから、住む宛が無いんだね?…うん、それなら」
アズゴア王が小さく頷いて続ける
「それなら…どうかな。私の所に来ないかい?」

いや流石に恐れ多いですよ王様!!
あそこに、どれだけ…どれだけ思い出を抱いてるのか私知ってるからそれは無理だよ行けないよ
少し考えただけで色々と心がしんどい
確かに行く宛は無いよ??お金ないから泊まることも出来ないしさ

うわぁ、どうしよう…

「ママも…トリエルさんの居るいせきでも、多分住ませてくれると思うよ」
マッマ!!マッマならまだ気が楽かも!
あとバタスコパイが食べたい!!
「王様の所は、流石に恐れ多いので…フリスクと一緒に…でも、良いで…す、か…………」

私は、目撃してしまった
フリスクがトリエルの話題を出した瞬間、王様の表情が変わったことを
私がトリエルの所に行くという台詞の途中辺りから見るに堪えない顔になっていったことを
そんな悲しい顔しないでくれ…ツラくなる…
2人はまだ和解出来てないのな、理解…

フリスクが携帯を取り出すとパパッとボタンを操作していく…トリエルにメールしてるのかな?
「ママはOKだって!」
嬉しそうに携帯の画面を見せてきた
『トリエルです。新しい人間が来たの?遺跡に住みたい、ですって?分かったわ、勿論OKよ。パイを焼いて待っているわね ]: )』
私のアズゴア王への同情心はパイに全て持っていかれた(すまないとは思ってる)

「じゃあ、ニンゲンはフリスクと一緒に住むんだな!となると、遺跡にはニンゲンが2人になるってことでつまりフリスクの所に遊びに行けばニンゲンとも遊べるってこと!?ウヒョウ!!それって凄く良いねっ!」

眩しいっ!!眩しいっ!!
我らがリアルスターが凄く輝いてる!!
か゛わ゛い゛い゛
全私が浄化されてしまうこの明るさ!!!

思わず拝みかけたがギリギリの所で耐えた
…危うく不審者になる所だったぜ

*31話だ(inTALE:遺跡)→←*error&ink 2(inAnti-void)



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カド松(プロフ) - ページ41で、ちょっと変なとこ見つけたんで貼っときます。 「トリィの、バタースコッチシナモンパイ…うんこの味だ…この味だよ………」 句読点うったほうが・・・・・あと、凄く面白いです! (2021年5月8日 6時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
- 文才がありすぎる()面白いです!楽しみにしてます! (2021年1月2日 9時) (レス) id: 2e2808cd3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こむこむどっとこむ | 作成日時:2021年1月1日 4時

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