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*25話(inTALE世界) ページ34

「よしニンゲン!王様の所へ行くぞ!!」
パピルスが私の手をぎゅっと握る…
手を繋ぐの可愛い、超かわいい

「よし、アタシも一緒に行くぞ!アルフィーも来るだろ?」
「え!?あ、行く!行くよ!わ、わわ…わたしもアズゴア王に報告とか色々…あるから…!」
アンダインは私を…いやこれはパピルスか?
パピルスを見てからほんの少しだけ頬を赤らめアルフィーに、そそっ…そそっ…と近づいた

こ、これはまさか…!

「あ…あのさ、アルフィー…アタシ達も手繋いでいかないか?」

出たぁーー!尊い空間ッ!!

「あぁ、あぁあああっ!うん!わ…分かったわ!手を繋ぎ、ま…しょう!」
アルフィーが真っ赤になりながらも手を出すとアンダインはサッと手を掴んで

無言で、アルフィーの手の感触を味わうようににぎにぎし始めた

え、かわよ…
「今デート服じゃないしプレゼントとかも全然持ってないけどこれってまるで散歩デートとかみたい好感度を大きく上げるチャンスだったりするのかしらというかさっきからわたしの手をにぎにぎしてるアンダインがとてもかわいくて尊いどうしよう」
…小声で聞こえるアルフィーの声は、聞こえないフリをしてあげよう(同意はする)

そして密かにフリスクが周りを見渡してから
サンズの方へ行ったのを私は見逃さなかった!
ここは、もしかしてサンフリ世界線だった…?
気だるげに立つサンズへと駆け寄りその手を

ブチブブブブリブリブチチ……プァ〜↑

室内に北風が吹いて、時間が止まった気がした
「へへ、どうしたフリスク?アンタ今凄い形相になってるぜ?オイラがブーブークッションを手に隠し持ってたこと、忘れてたのか?」
フリスクの顔は私からは見えなかったけど
これはサンズが悪い、いつの間に仕込んだよ
というか、せっかくの良い空気が台無し!!
アンダイン達なんか、あんまりにも気まずくて手離しちゃったよ!?

「それにこんな大人数で王様の所に押し掛けても仕方ないだろ?それに、オイラ仕事もあr」
「サンズはどうせサボるんでしょ!」
サンズの口から仕事というワードが出た瞬間、全て言い切る前に却下したパピルスっょぃ
だけど近くで大声は結構響く…

フリスクはそれでもめげずにサンズの服の裾を引っ張っている。どうしても、サンズを連れていきたいらしい…もうあれは決意キメてるな
「ヴッ…分かった分かったからオイラの服そんな引っ張らないでくれ」



気まずさは残ってるけど
ようやくニューホームへ向けて出発だ

*26話(inTALE世界)→←*24話(inTALE世界)



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カド松(プロフ) - ページ41で、ちょっと変なとこ見つけたんで貼っときます。 「トリィの、バタースコッチシナモンパイ…うんこの味だ…この味だよ………」 句読点うったほうが・・・・・あと、凄く面白いです! (2021年5月8日 6時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
- 文才がありすぎる()面白いです!楽しみにしてます! (2021年1月2日 9時) (レス) id: 2e2808cd3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こむこむどっとこむ | 作成日時:2021年1月1日 4時

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