地下世界にトリップしたので推しを見守りたい

＊24話(inTALE世界) ページ33

ということで現在アルフィーのラボに来てます
どういうことかって？
一応握られた手を検査してもらうんだよ()
ヒビ入ってる可能性無くはないからね
因みに何故か全員で来ることになった
アルフィーにビックリされたよね


「アルフィー、どうだった？」
アンダインがアルフィーに訊ねる
「け、検査の結果特に骨に異常は無かったわ！
…だけど、手首を少しだけ捻っちゃったみたい」
「そ、そうか…」
ちょっと待ってて！とアルフィーが奥から氷嚢を取って戻ってきた
「こ、これで冷やすと良いわ！痛みがなくなるから楽になるはずよ…！」
「ありがとうございます…！」
あ、冷やしたらちょっと楽になったかも…
捻ってたなら痛みが続いてたのも仕方ないか
「へへ、良かったな。もし、握手で骨にヒビが入ってたら…アンタの"アクシュ"デントの噂がスノーフル中に"ヒビ"き渡ってたかもな」

サンズがウィンクを決め、私含めたその他全員の動きが凍りついた
今、確実に室温が5℃以上下がった(錯覚)

「サァァァンズ！！ジョークで冷やせだなんて誰も言ってないぞ！？」
いち早く我に帰ったパピルスの鋭い一声で全員がハッとした顔になる
「へへへっ、パピルスの"コール"で"ゴール"の無い"コールド"な空気が和んだな。こりゃあ、パピルスに"ゴールド"メダルをやらなきゃな」
「ニェェェェェェェェェェーーーーッ！！！」
サンズの怒濤のジョークラッシュにパピルスは耐えきれずに物凄い形相で頭を抱えてしまい
フリスクもアルフィーもリアクションが取れず
アンダインはもう真顔だし目が点になってるし

うん、これを見てるだけで痛いの飛んでくわ
もしもSEが聞こえてたらﾂｸﾃｰﾝが鳴りまくっていたんだろうな(ﾂｸﾃｰﾝを脳内再生しながら)
それとパピルス…ある意味御愁傷様…()

「おっ、その顔は…どうやら、充分痛みが取れたみたいだな？」
なんか唐突にこっちに話飛んでくるね？！
「あ…はい、もう大丈夫です。これ、ありがとうございました」
「う…うん！こちらこそ、お役に立てて…その…良かったわ！」
アルフィーが奥へ氷嚢を片付けてからパピルスが「オレさまの家に戻る？」と提案してきた

私的には全力で提案に乗りたかったが、ここでアンダインが異議を唱える
「待てパピルス。先にこのニンゲンをアズゴアに会わせるべきなんじゃないか？」
え、王様に会いに行くの！？
「待っt」
「じゃあ、皆で王様の所に行こう！」



私が口を挟む間もなくニューホームへ行くことが決まってしまった

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