＊23話(inTALE世界) ページ32
戦闘画面…これでもう3回目
今更だけどBGMが恋しくなってきたな…脳内再生余裕ではあるんだけど…BGM凄い好きなんだよな
待てよ、スマホで流せば良いんじゃ…？
「おい、何をボーッと突っ立ってるんだ！早くアタシに攻撃してみろ！全力でだからな」
迷走する思考を遮るように鋭い声が飛んでくる
えぇい…こうなったらアンダインイベントの時の
全 力 で 攻 撃 す る フ リ だ ぁ ！
アンダインに直接攻撃しにいく…とりあえず拳で
アンダイン に １のダメージ！
なんというか、触り心地が筋肉だった…()
「…これが、貴様の全力なのか？これだけしか、ダメージを与えられないというのか？」
YES!YES!YES!
「それはいくらなんでも貧弱過ぎじゃないか…？フリスクよりも体が大きいくせに、与えられるダメージが同じだなんて、信じられんぞ…」
…あれ、なんか流れがおかしい気が
「嘘だろ…アニメは現実じゃないって、やっぱり本当に本当だったのか…？」
あっ、まだそれ気にしてるのか
「それなら、本当のことにすれば良いだけだ！おい、ニンゲン！アタシが貴様を鍛えてやる。鎧を身につけ身の丈程もある大剣を振り回して戦場を駆け回れるくらいにはなってもらうぞ！覚悟しておけぇ！！」
やめてください色々な意味で死んでしまいます
ここはきっぱり断っておこう
「大剣を振り回す戦場は無いです！そんな戦い方してるところは今は多分無いですからっ！！アニメはどうしてもフィクションなんです！」
一度聞いたとはいえやはりショックだったのかダメージを受けたようにふらつくアンダイン
「そうか…悪かったなニンゲン。こんなことではアタシは貴様と友達になど到底なれないだろう全く、パピルスに示しがつかないな…」
ヤバい、どうしよう。友達になるって言った方が良いんだろうけど言葉が浮かばない
ゲームで選択肢を選ぶのは楽なのに…
「あ、えっと…その…」
急激に言葉がつっかえて出てこない
仕方なく、代わりに恐る恐る手を差しのべた
「…なんだ、握手か？」
アンダインはいとも容易く私の手を握る
その手は私の手よりもひんやりとしていた
「友情の握手だってさ！」
「…！そうなのか？」
フリスクが私の台詞を代弁してくれた
ありがとう
こくこくと頷いて肯定を示す
「そうか！それなら、もっと力強くすればより強固な絆になるってことだな！？」
えっ
直後、アンダインは持ち前の圧倒的握力を発揮し、握手していた私は唐突に訪れたその激痛に絶叫したのだった
＊24話(inTALE世界)→←＊23話(inTALE骨兄弟の家)
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カド松(プロフ) - ページ41で、ちょっと変なとこ見つけたんで貼っときます。 「トリィの、バタースコッチシナモンパイ…うんこの味だ…この味だよ………」 句読点うったほうが･････あと、凄く面白いです！ (2021年5月8日 6時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
蕨 - 文才がありすぎる（）面白いです！楽しみにしてます! (2021年1月2日 9時) (レス) id: 2e2808cd3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむこむどっとこむ | 作成日時：2021年1月1日 4時
