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ー何て夢の様な話だろう？
そして、彼らはどこまで優しいのだろう…。
そう思いながらボーッとしていると、ルーピンがクスッと笑いながら言った。
「あ…でもシリウス、そうなるとスネイプも一緒という事になるけど、いいのかい？」
その言葉にシリウスの顔が険しくなる。
「それは…有り得ない」
「でも、Aは彼の事も好きなのだから、仕方ないだろう？」
ルーピンは愉しげに言った。
シリウスはムッとした。
「リーマス、お前何か楽しんでないか？」
「ハハハ、そんな事はないよ」
Aは、そんな2人のやり取りを眺めていた。
そして彼らはAの視線に気がつき、改めて向き直る。
シリウスが首を傾げて、言った。
「…まぁ、これはあくまでも１つの提案だ。今の状況から考えると、なかなか難しいだろう」
「私達は騎士団の活動もあるし、君はここで先生をしなければならないしね」
ルーピンも肩を竦めて、微笑んだ。
シリウスが続けた。
「それに…闇の帝王がいる限りは、無理だろうな」
その言葉に、Aはふと思い出してしまった。
…スネイプの左腕の印を。
皆一緒に…といっても、彼が自分と一緒に居る事なんて、きっと有り得ない。
どれだけ難しい顔をしていたのか、シリウスもルーピンも、彼女を気遣うような顔をして見ていた。
Aはハッとして彼らを見上げた。
そして焦って笑いながら言った。
『…ありがとう、2人とも。いつか、それが実現出来たら嬉しいな』
シリウスとルーピンも優しく微笑んだ。
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piyo(プロフ) - 絢姫さん» 絢姫様、コメントありがとうございます(^^)とっても嬉しいお言葉…！精進します。これからもよろしくお願いします！ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
絢姫 - とても面白いです！ 久々に時間を無視して読みました！これからも、応援します！ (2019年11月23日 16時) (レス) id: df8558907b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年11月16日 22時
