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クリスマスの夜。
ついに、ホグワーツ城にて、伝統のダンスパーティーが開かれる事になった。
生徒も教師も皆着飾って、パートナーと共に会場の大広間へと向かっていた。
しかし先程から、マクゴナガルの私室にて、何やら言い争う声が聞こえている。
『…嫌です！』
「A、我儘おっしゃらないで！もう貴女も大人なのだから！」
『だってこんな…！』
Aはワナワナと震えながら、手で顔を覆う。
先程、マクゴナガルに着せられた物は、それはもう純白のドレスであった。
マクゴナガルの魔法によって、髪の毛もきちんと結い上げられ、完璧なまでに仕上がっている。
耳元と首筋には、銀色のアクセサリーが光った。
『これじゃまるで…ウエディングドレスじゃないですかぁぁ！！！』
「お似合いですよ、とっても綺麗です」
完全にマクゴナガルの趣味である。
彼女は満足そうに微笑んだ。
「一度見てみたかったのです…貴女のその姿を」
そう言って感慨深い表情をされると、Aは何も言えなかった。
『〜ミネルバ、ずるい』
「何とでもおっしゃって下さい。さあ、行きましょうか、A。パートナーは何処です？」
その言葉にAは焦る。
『あ〜、もう先に行ってしまったのかもしれません！追いかけなくっちゃ！！！』
Aはそう言い残して、ドレスの裾をつまみ上げながら走って部屋から出て行った。
「A…！お待ちなさい！」
マクゴナガルは大声で呼んだが、遅かった。
仕方なく、溜め息をつきながら自分の準備をした。
ー何でこんな目に…！
せめてカラードレスにして欲しかった…
Aは泣きそうになりながら、走っていた。
白いパンプスのヒールが音を立てている。
途中、生徒達がAを見つけ、歓声を上げていた。
�爐錣◆�A先生綺麗…！��
�狒播─牒�
�狄敬悗気鵑澆燭ぁ���
ー恥ずかしい！
Aは俯きながら走る。
パーティー中はどこかに隠れていようと決めた直後。
「えっ、A先生？」
『ハリー！ロン！』
ハリーとロンに出くわした。
隣りにはパートナーの生徒が立っている。
ロンはAの姿を見て、口をあんぐりと開けている。
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piyo(プロフ) - 絢姫さん» 絢姫様、コメントありがとうございます(^^)とっても嬉しいお言葉…！精進します。これからもよろしくお願いします！ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
絢姫 - とても面白いです！ 久々に時間を無視して読みました！これからも、応援します！ (2019年11月23日 16時) (レス) id: df8558907b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年11月16日 22時
