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それから4人は楽しくお喋りをしたり、ゴブストーンやチェスに興じたりして楽しく過ごした。
それは学校の談話室でも変わらない光景だったが、Aは心底嬉しかった。
夏休みの間、1人で寂しく過ごさなくても良かったからだ。
「A、楽しそうで良かったよ」
キッチンに飲み物を取りに来たリーマスが、同じく食べ物を補充しに来たシリウスに向かって言った。
リビングからはAとジェームズの笑い声が聞こえている。
シリウスはお菓子の袋を開けながら頷いた。
「ああ、そうだな」
「…1年生の時から気になっていたけど…やっぱり、家に帰りたくない理由があるのかな」
リーマスがポツリと呟くと、シリウスは溜め息をついた。
「…とにかく、あいつに寂しい思いをさせたくない」
「…そうだね」
・
ーてか、トイレどこ…広くてわからん！
Aは1人で廊下を彷徨っていた。
シリウスとリーマスがキッチンから戻って来てから、道を聞けば良かった…と後悔した。
それに、何だか薄気味悪い気持ちになってきてしまった。
至る所にある蛇の装飾のせいか？
その目がこちらを見ている気がしてならない。
Aは心なしか早足になっていた。
ーガチャ
ある部屋のドア開けると、そこには巨大なタペストリーが飾ってあった。
Aは壁に近付いてそれを見上げた。
『…これは…』
沢山の人の顔が名前付きで載っている。
「…うちの相関図ですよ」
突然声がして、Aは飛び上がった。
『わああッ！？』
驚いてそちらを見ると、入り口のドアの所に、見覚えのある人が立っている。
「すみません…驚かせてしまいましたね」
『レ、レギュラス君…！』
「お久しぶりです、A先輩」
そう言って、彼はニッコリと微笑んだ。
『…どうして、ここに…』
「どうしてって…ここは僕の家ですよ？それはこちらの台詞ですよ」
レギュラスは可笑しそうに笑った。
『そ、そうか』
ーそうだ、ここはシリウスの家でもあるし、レギュラス君の家でもあるんだ…
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piyo(プロフ) - 高校一年生女子さん» 高校一年生女子様、初めてのコメントを当作品にして頂きありがとうございます！お気持ちがとても伝わってきました…温かいお言葉に嬉しくて震えています。お陰様でとても励みになりました！これからも楽しんでいただけるようにがんばります。よろしくお願いします！！ (2020年5月25日 10時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →→語彙力がないので言葉で気持ちを伝えることができないのが悔しく残念です。 →まとめると(?)、本当に好きです大好きです！笑、出会えてよかったです。 作者様の作品が続く限り読ませていただきます。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →断片的な妄想の後に学生時代のFragmentary delusionを読むのはドキドキするのと同時に苦しさもあって時折ふと悲しくなります。色々な感情が駆け巡って想像が膨らみ...何と言ったら良いのでしょう... (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - このようなものを書くのは初めてのためおかしい箇所があるかもしれませんがお許しください(;_;) 先日ハリーポッターの夢小説を求めFragmentary delusionのページに辿り着きました。そこからというもの、Fragmentary delusionはもちろん断片的な妄想も全て読みました。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年5月24日 21時
